Sun Set Days
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2004年08月03日(火) モチベーション・マネジャー

 土曜日、仕事が終わった後に親睦を深めるために行われた職場のボーリング大会があって、それが終わってからダーツなんかをして、そのままファミリーレストランに4時少し前までいた。
 翌日は当然仕事だったので2時間だけ仮眠をとって、夜までかなり忙しく働いていた。
 月曜日も先週の数字をまとめなければならない仕事があったので6時前には起きて普段よりも早く会社に行き、やっぱり夜まで働いていた。
 火曜日の今日はようやく休日で、明日からはまた6連勤だ。

 忙しいのはたぶんありがたいことで、メンバーにも恵まれているし、自分自身も高いモチベーションで仕事に望むことができているとは思う。目の前の数字に一喜一憂しすぎるのはどうかとは思う面もあるけれど(放っておいても数字が確保されるような仕組みなり組織なりを作らなければならないのだろうし)、それでもやっぱり最後の局面では気合だとか根性だとか、主体的なやる気だとか、そういったものを大切にしたいとは思う(アジアカップの日本代表を見ていてもそんなふうに再認できたりして)。
 いずれにしても、一日の中で仕事にかける時間は長いのだから、せっかく縁あって部下になったメンバーにはどうせならそういう前向きな環境の中で頑張ってもらいたいと思うのだ。受身ではなく、主体的に。

 先日、年上の人と話していたときに出てきた「モチベーション・マネジャー」という言葉が耳に残っている。マネジャーのある種の類型のひとつで、メンバーのモチベーションを高めるために、ビジョンを語るようなマネジャーなのだそうだ。もちろん、こうあるべきというゴールイメージを語りそれに近づけるためには、実際には細部の教育やルールが非常に大切になってくる。ゴールイメージを語り続け、日々の業務の中で教育や指示を繰り返し続ける。そこにあるのは愚直なまでの地味な作業の繰り返しで、サヨナラ満塁ホームランのようなものはなく、ひたすら毎打席出塁することを目指すことに似ているような気がする。ヒットが理想的だけれど、現実には振り逃げのような泥臭い方法も少なくないような。
 店長は常に前向きでなくてはならないとまた別の年上の人に言われたことがある。そのときはそうだよなとただ漠然と思っていた。けれども実際に自分がその立場になって2ヶ月になるけれど、前向きにメンバーの気持ちを盛り上げていくことがいかに大切であるのかということを実感するようになっている。そして、まだモチベーション・マネジャーというカッコいい名前のようにはなれていなくても、少しずつでも近づけているようには思う。実際、店舗の目標がクリアされたら、個人の目標を達成したときよりもかなり嬉しいものがあるし。一番喜んでますよねと言われるし、パートさんには「元気ですよね」とか「すごく前向きですよね」とか言われたりもする。

 もちろん、そういうのってどこかで意識的に作っているものだ。前向きな方だとは思うけれど、プライベートでの前向きさと仕事の中での前向きな姿勢というのはやっぱり別物だし。けれども、それでも仕事として、ちゃんと前向きでいられるようにいたいとは強く思う。
 いろいろなことがあっても、へこむようなことがあったとしても、それでも表面的にはそれを見せずにいられるようになりたいなと思う。


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 お知らせ

 今年のアジアカップは神がかり的な試合が多くて、見ごたえがありますね。


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