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2004年02月14日(土) 『RENT』+『最速で開発し最短で納めるプロジェクト・マネジメント』

 13日の話。
 数日前、よくチケットを購入するe+のメールに、『RENT』の当日渡しの最終追加販売の案内が書かれていた。
 以前観に行きたいなと思いつつ、シフトが確定していなかったため券を取ることを諦めていた経緯があって、その追加販売には驚くと同時に嬉しくなってしまった。メールからサイトへのリンクをクリックし、日付を確認する。するとちょうど休日のチケットも該当していて、すぐにチケットを取るためにクリックを数回繰り返した。

 ということで、昨日『RENT』を観てきた。場所は新宿にある東京厚生年金会館。
『RENT』というのはアメリカのオフ・ブロードウェイからブロードウェイへ、そして世界へと様々な場所で公演を続けているミュージカルだ。トニー賞の最優秀作品賞や、ピューリッツァー賞のドラマ部門など、様々な賞を受賞してもいる。もちろん、僕はトニー賞というのがどれほどすごくて、権威があるのかはわからないのだけれど、とりあえず面白そうだなとだけ思っていて、それだけで観に行った。11000円というのはもちろんCDでいうとジャケット買いのようなことをするのには高い金額ではあるけれど、それでもなんだか興味があったのだ。あんまり明確な理由はないし、すべての行動に明確な理由があるというのもまたちょっと違うような気もするし。

 そして、もうたっぷり泣いてしまった。
 いまこれを書きながら思い返しても、また泣けてしまうくらいに胸をうたれてしまった。まさか自分がミュージカルで泣くなんて思っていなかったし、激しい音とリズムがあんなにも響くものだとも思っていなかった。あまり先入観がなかったことがよかったのかもしれない。目の前で演じられるものに、難しいことは何も考えずにただ引き込まれていただけ。

 物語は、ニューヨークのイースト・ヴィレッジに住むアーティストたちが主人公だ。家賃さえ払えない貧しい彼らは、お互い助け合って暮らしている。困窮やエイズで死んでいく友人や恋人たち。救いのない世界の中で、かけがえのないいまをどのように生きていくのかということについての物語。
 ロック調の激しい音楽や、せつない音楽、様々な音楽と歌が重なって、ステージから振動が伝わってくる(どこかで耳にしたことのある楽曲も多い)。そして、ステージはとても狭いものなのに、出演者たちの動きから、その場所が本当の(様々な人が行き来する)ニューヨークのスラムの街角のように見えてしまうのだから不思議だと思う(いままで、たくさんミュージカルを観たことがあるわけではないけれど、ステージの上が本当の世界の別の場所のように思えたのははじめてだった)。
 また、電話やビデオカメラの映像など、様々な小物の使い方やアイデアにも満ち溢れていて、何年も公演を続ける中で少しずつ練り上げられ、形になったものなのだろうなと思う。

 ブロードウェイミュージカルなので当然台詞は英語なのだけれど、ステージの左右にひとつずつ縦長の電光掲示板が用意されていて、そこで字幕もちゃんと流れているので英語がまるでダメでもストーリーを充分に追っていくことができる(目は疲れるけど)。ただ、その字幕も大体長い台詞で他にもいろいろ言っているのだけれど、要点はこれ、といったところだけを訳してくれているので、いちいち字幕ばかりを観なくてもよいようになっていて(たぶん)、そういったところもよかったところのひとつだ。

 不思議なことに、ネットを見ると来週の火曜日水曜日のチケットはまだ余っている。休みさえあればもう一度行きたかったのだけれど(次に日本に来るのがいつかなんてわからないし)、ちょうど休みはないので繰り返し思い出しながら記憶にとどめておこうと思う。

 また、日本公演でも作者ジョナサンの遺志をくんで設けられた1枚20ドルのチケット(ブレークスルーシート)の抽選が行われていた。
 これは、当日抽選販売のみのディスカウントチケットで(日本では6000円)、安くしかも最前列が確保されるチケットだ。毎回席を求めて行列ができるらしく、日本でも開演の1時間30分前から30分間受付し、1時間前に抽選発表をすることになっている。僕は1時間前に会場に着いたのでたまたまその抽選会の様子を見ることができたのだけれど、12枚の抽選チケットに50人強が申し込んでいて、当選した人はとても嬉しそうだった。
 ただ、このチケットの存在を僕は帰ってから知ったので、そのときはなんのイベントなのだろう? と思っていただけだったのだけれど。

 でも本当によかった。忘れられないミュージカルだと思う。


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『最速で開発し最短で納めるプロジェクト・マネジメント』読了。村上悟著。中経出版。
『ザ・ゴール』で語られている理論の説明本。本書は、最新作『クリティカル・チェーン』で主題として取り上げられているプロジェクト・マネジメントについての部分を解説しているものだ。ただし、実際に発売されたのは『チェンジ・ザ・ルール』と同じ月なので、『クリティカル・チェーン』の邦訳に随分と先立ってその考え方を解説していたことになる。

 内容としては、『クリティカル・チェーン』で語られていた理論そのままなので、それを思い出すために役に立ったという感じだ。プロジェクトにDBR(ドラム・バッファー・ロープ)を適応するやり方だとか、プロジェクトが遅れるメカニズム(�^汰翰祥気鬟爛世砲垢襪靴�みと心理、��学生シンドローム、��マルチタスク)とその解決についての考察だとか。
 あっという間に読め、また図なども多く、わかりやすい。

 けれども、こちらを読むよりは、まずは小説仕立ての『クリティカル・チェーン』を読んだ方がよいと思う。


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 お知らせ

『RENT』のホームページです。

 http://www.rent2004.jp/


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