Sun Set Days
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2003年01月05日(日) 同じ通り

 今は6日の午前2時と少し過ぎ。ついさっき帰ってきたところで、今日は仕事が終わってから(22時過ぎ)6人で飲みに行って来た。世間的には年末年始の連休の最終の夜ということもあって、普段はそれなりに賑わう繁華街も人通りは少なく、どこか閑散として、街路樹のネオンばかりが明るく輝いていた。
 居酒屋ではいつものようにビールを1杯だけ飲んで、あとはウーロン茶を飲んでいた。新しい職場も1ヶ月が経ち、少しずつではあるけれどだんだん慣れてきている。これからも2ヶ月目、3ヶ月目と覚えていることとできることと、したいことが増えていくようであればいいなと思う。

 帰りは、部屋が近い後輩と一緒にタクシーで帰ってくる(終電もない時間だったのだ)。近くのコンビニの前でおろしてもらい、そこから部屋までの短い距離を歩く。深夜の人気のない道路の空気は随分と冷え込んでいて、ぼんやりといまたとえば昔半年間だけ住んでいた函館のあの通りはどれくらい寒いのだろう? とか考えながら歩いていた。不思議なのは、いまこの瞬間にも日本中の様々な通りや路地が、同じような夜に包まれているということだ。見上げれば同じ星が見えているということだ。

 体調が良くても悪くても、気分が乗っていても乗らなくても、それでも夜は等しく訪れるし、朝もやっぱり訪れる。そういうのを目の当たりにすると、変わらない(ように見える)ものもあるのだよなとぼんやりと思う。

 そして、そうやって歩きながらぼんやりといろいろなことを考えたりするので、散歩はきっとやめることができないのだろうなと思う。


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 お知らせ

 人生であと何回の飲み会(ビール1杯+ウーロン茶)があるのか、誰かに教えてもらいたいものです。


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