Sun Set Days
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| 2002年01月20日(日) |
「ニュース&ニュース」+メッセージ+微熱 |
(テンポの早い音楽)
(CGでタイトル「ニュース&ニュース」が流れてくる)
男性キャスター:こんばんは。時代の風をどこよりも早く歪めて察知する情報番組「ニュース&ニュース」。本日もスタートです。
女性アナウンサー:こんばんは。首都圏は日中春めいた陽気に誘われた一日でしたが、今日もたくさんのニュースが起こっています。
男性キャスター:それでは、まずは最初のニュースから。
「スクープ!! お魚くわえたサザエさん発見される!!」
20日午前4時頃、4丁目の公園付近で、お魚をくわえたサザエさんが発見されました。 30分の睨み合いの末ようやく警察に保護されたサザエさん(28)は、「お魚をくわえたドラネコを追いかけていたら、いつの間にか自分が魚をくわえていて……」と極度の混乱状態に陥っており、安静になるのをまって取調べが再開される予定です。
男性キャスター:おそろしい事件ですね……
女性アナウンサー:ええ、まったくです。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことですね。
男性キャスター:引き続き、次のニュースにまいりましょう。
「衝撃!! 一休さん虎に食べられる!!」
20日午後2時頃、将軍様に呼ばれていた一休さんが、猛獣である虎に食べられました。 将軍様に出された屏風の中の虎を生け捕ってみせよとの無理難題に、舌につけた指を坊主頭にこすりつけて何やら唸っていた一休さん(8)が、「それでは、まずはこの屏風から虎を出してください」と言ったところ、別に用意されていた本物の虎(ベンガル虎)が放たれ、抵抗するのも空しく食べられてしまったとのことです。 一休さんは急遽病院に運ばれましたが、「危ない橋は渡るべからず……チーン」と言い残したそうです。
男性キャスター:またもやおそろしい事件ですね……
女性アナウンサー:ええ、まったくです。策士策に溺れるとはまさにこのことですね。
男性キャスター:引き続き、次のニュースです。おっ? 臨時ニュースが入ったようですね。国立陸上競技場にいる佐藤さーん?
画面変わる。
「はい! 佐藤です。私はいま、国立競技場の前にいます。 ただいま、100m走の世界新記録が塗り替えられました!! スイスのクララ選手が、見事にワールド・レコードの壁を破りました!! 観客席にいる親友のハイジさんに話を聞いてみましょう。 ご友人の偉業を目の当たりにされて、どうですか?」
「クララが走った!!」
「すごいスピードでしたね」
「クララが走った!!」
「どんな言葉をかけてあげたいですか?」
「クララが走った!!」
「……じゃ、じゃあ、もう1人の友人であるペーターさんに訊いてみましょう。どうですか? クララさんの記録を目の当たりにして?」
「オレ、そういうむずかしいことはよくわからねえんだ。でもさぁ、クララもうちのヤギの乳飲んでっからさ」
「そ、そうですか……以上、国立陸上競技場から佐藤がお伝えしました!!」
男性キャスター:世界新記録ですね。おめでとうございますクララ選手。
女性キャスター:念ずれば花開くとはまさにこのことですね。
男性キャスター:それでは、次のニュースです。
「驚愕!! 実写版アンパンマン、PTA猛抗議!!」
先週、満を持しての公開となった実写版「アンパンマン ジャムおじさんの不思議な性癖」が、全国のPTAの猛抗議にさらされています。問題となっているのは映画のクライマックスの1シーン。お腹をすかせて泣いている子供のもとに現れたアンパンマンが、「ボクの顔を食べなよ」という部分です(該当シーン映る)。その描写が凄惨かつ生々し過ぎて子供に悪影響を与えると指摘されています。また、映画の後半で、アンパンマンが賞味期限が切れているにも関わらず活動を続けているところも、大きな問題となっているようです。
男性キャスター:リアルですね……実写版。
女性キャスター:花の命は短いとはまさにこのことですね。賞味期限はちゃんと守ってもらいたいものです。
男性キャスター:それでは、「ニュース&ニュース」また明日をお楽しみに。
(テンポの早い音楽)
(提供が流れる)
(CM)
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Text Sun Set【Days】には、毎日様々なメッセージが寄せられている。 こんなネタを待ってますというリクエストとか、最近○○ですねとか。 今日は、代表的なものを紹介しよう。
メッセージ��
東京都に住む20代後半の主婦です。 いつも楽しく拝見させてもらっています。 以下も、ファン故の苦言だと思って聞いてください。 もちろん、書くのにも悩んだのですが…… 最近、【Days】の嫁姑問題についての踏み込みが甘いんじゃないかと思うのです。 うちの姑は私が作った料理よりコンビニの惣菜の方がマシだと冷たく言い放ちます。 マザコン気味の夫は、そんな姑に反抗すらしてくれません。 出会った時には、素敵なスポーツマンだと思ったのに…… とにかく、もうちょっと本腰を入れて嫁姑問題に踏み込んでもらいたいのです。 このままじゃ悔しくて夜もおちおち眠れません。 それでは、更新楽しみにしています。
メッセージ��
いつもくらすのみんなとでいずをよんでいます ぼくは小学校2年生です きょうおてがみしたのは、ぼくにはいま好きな人がいるからです 同じくらすでこの間の席がえでとなりの席になったんだ いとうさんって言うの みつあみがとてもいいかんじなんだ ぼくはいとうさんのことがとても好きなんです どれくらい好きかっていうと、ママゴンよりも好きなんです(ママゴンは勉強しろってうるさいからだいきらいだ!!) でもいとうさんよりコアラのマーチの方が好きです。 それだけです。
メッセージ��
私は福岡に住んでいる今年還暦を迎える者ですが、いつも【Days】を楽しく拝見させてもらってゐます。 私には孫がおりませんので、もし孫がおったらSun Setさんくらいの年齢なんだろうなと思って、こうしてキーボードを叩いている次第で候。 (私くらいの年になると、キーボードというものがまた難儀でなりませぬな)
この間の【Days】にあった、電車に乗る者が必ず首からプラカードをぶら下げ、「OK」のカードを下げているものは年配の者に席を譲りますよという意味であるという意見。あれは全く私も膝を打つかのごとく我が意をえたりという感じじゃった。 もちろん、全員が「NO」というプラカードを下げてゐるのであれば哀しいものがありますがな。
何はともあれ、好評連載の「よりよい盆栽の見分け方��」、期待しておりますぞ。
メッセージ��
はじめましてー。 アタシー、都内に住む16歳のジョシコウセイなわけー。 たまにあんたの日記見てるけどー、壊れ具合って言うか、やばいよねー、あんたー、まったくさぁー。 でもたまに、たまにだよ、ちょっとおもしろいときもあんのよねー、まあちょーたまにだけどー。ちょたまー。 特にこの間の柳生博特集なんてちょーいかしてたね。かなりクールだったよー。 アタシも100万円クイズハンターで育ったからー、ちょっとわかるっていうかぁー。 ゴールデンハンマーって感じぃ? ま、これからもぼちぼちガンバッテねー。
※もちろん、こんなメッセージは来ていません。来ても困るし……。
実際には、ちゃんと更新しようと思うようなありがたいメールやBbsの書き込みをもらっているのですが、Text Sun Setに訪れてきていただいている方に、この場を借りてお礼申し上げます。 ありがとうございます。
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今日は12時〜16時頃まで打ち合わせ。某R社の営業の人といろいろと話を詰める。 打ち合わせの後は世間話になったのだけれど、おもしろい話を聞くことができた。 その帰り、品川にいたのでまず東海道線で横浜駅まで向かったのだけれど、その間ずっと扉の前に立って窓から外を見ていた。実は昨日から37度5分以上の熱があって、電車で本を読む気力がなかったのだ(昨日も職場にいるときに、同僚に「やばいって」と何度も言われていた。いまだってDaysを書かないで早く寝ろよという感じもするのだけれど、結構具合の悪さにも波のようなものがあって、それでちょうど大丈夫な感じになってきているのだ)。 そして、ちょうど東海道線の窓から見える景色が、なんだか個人的にツボにはまるものだった。ちょうど日が暮れていこうとしているところで(随分と日が長くなっていることに気がついて驚いた)、密集した駅前の建物も、空が広く見える工場街も、そのどれもが短い時間に淡い色に変わっていこうとしていた。東海道線には本当にごくたまにしか乗らないのに、なんだか昔からよく知っているとても懐かしい景色であるように見えてしまったのだ。不覚にも。 途中、タイヤ公園っていう名前のタイヤの遊具ばっかりの公園がものすごい勢いで遠ざかっていくのが見えて、ぼんやりとする頭で、手帳に「タイヤ公園」って書き留めておいた。世の中にはものすごく大切なことのように思うのに忘れてしまうことの方が多いから、そういうときには手帳は重宝する。後で開けば、そこには自分でも忘れていた文字が書かれていて、それを見た刹那にそれを書いたときの空気のようなものを瞬く間に再現することができるような気がするのだ。 タイヤ公園が自分にとってどれだけ大事なのかはわからないのだけれど、それでも見たときには「あ。」って思ったのだ。 大事かもしれないって。
横浜から東神奈川経由で横浜線に乗り換えたときにはすでにすっかりと暗くなっていたのだけれど、やっぱり降りるべき駅のひとつ前の駅で降りてしまった。最寄駅で降りれば徒歩3分なのに、具合が悪いときに限って、そういうことをしたくなるときがあるのだ。部屋までの片道25分くらいの距離はやっぱり随分と寒かったのだけれど、もちろん途中で引き返すわけにもいかない。 歩いている途中に後輩から携帯に電話がかかってきて、「いまどこにいるんすか?」という質問に正直に歩いていることをこたえると、「やばいっすよー、おかしいですって。風邪悪化させないでくださいよー」とか言われた。確かに早く部屋に帰ってとにかくゆっくりと眠るべきなのだということはちゃんと頭ではわかっているのに。でもときどきわざと(まるでだだっこのように)するべきことと逆のことをしてしまうときがあるのだ。 深く考えもせずに。 そういうやり方は、いつか健康を損なってしまったときに、きっとものすごく後悔するようなやり方なのだと思う。 でも、そういう割り切れない部分も含めて日常や生活というのは成り立っているものでもあるし、と強引に結論づけてみる。 きちんと割り算みたいに生きていこうとすると、どこかで割り切れなくなるのだし、とか思ってみたりする。 そして、部屋に帰ってから暖かいお茶を飲みながら、グレーのタートルネックのセーターを着て防寒ばっちりで暖まりながら思ったのは、今日の景色がとりわけツボにはまるように見えたのは、やっぱり熱があったせいなのだろうなということだ。 熱があるときには、世界はちょっとだけ子供時代のときのような心細い視点から眺めているような気がするのだ。 結局、根本的なところはあの頃のままだっていう事実を突きつけられているような情けないような懐かしいような不思議な感じ。 でもまあ、これはぜんぶ熱のせいだと声に出さずに思ってみる。 熱のときって、そんなふうに妙に揺れてしまうのでおもしろい。
ここまで書いていたときに、 ちょうどミニコンポから流れているPizicate Fiveのアルバム(Bosa Nova 2001)から、
カメラがちょっとぶれた もう一度 あなたが少し揺れた もう一度 世界が少し欠けた
っていううたが流れてきて少しだけ驚いた。すごいタイミングだ。
話が少しずれるのだけれど、昔からこのうたのもっと後の方の歌詞がとてもすきなのだ。
まちがゆれる つきがかける まちがもえる あなたがてをふる
っていうところとか(いま書き留めるために、繰り返し同じ曲を聴いてしまった)。
でもとりあえず、今晩はDaysを書いた後でちゃんと眠ろうとは思う。 熱を下げないことには業務に支障をきたすし。
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お知らせ
熱があるとどうも感傷的になっちゃいますね。やれやれ。 せっかくちゃかした感じでスタートしたのに。
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