泣き虫な彼と、可愛くなりたいあたし。
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2004年11月28日(日) 涙で濡れた夢
モモと大喧嘩をした。


いっぱい喚いて叫んで。
泣きながらモモに突っかかって。
モモはずっと黙ったまんまで。
何も反応しないモモに、あたしは腹が立って。


そんなにあたしと口をきくんが嫌なんか!?


それでも無視し続けるモモに、どうしよもなく腹が立って。
解ってもらえない悔しさと、悲しさで、涙は溢れて止まらなくって。


黙り続けてるモモに、あたし一人突っかかってたら
モモは黙って家を出ていこうとした。


何?逃げるん!?


玄関に向かうモモの腕を掴んで。
そしたらモモは、ため息をついて、静かに「別れよう」って言った。


頭の中が真っ白になって、玄関に向かうモモを目で追って。
しばらく立ち尽くしてたけど、我に返ってモモを追いかけたら
玄関の外で、誰かわかんないけど、見たことのない
あたしの知らない可愛い女の子が、モモを待ってた。


二人は仲よさそうに、寄り添ってて
あたしのことなんかまるで無視で。


その瞬間に、ああ、なるほど。そういうことねって。


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ケンカの理由は、あんまり覚えてないけど
ただ、ものすごく腹が立って
なんだかものすごく悲しかったのだけが残ってる。











目が覚めて、なんだ夢か・・・って。
隣を見たら、モモが気持ちよさそうに寝てて。
なんか不思議な気持ちになった。
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