泣き虫な彼と、可愛くなりたいあたし。
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2004年09月12日(日) 「寂しい」
金曜日の夜よーちゃんと。

「お前は割り切れんの?」
「彼氏は彼氏、俺は俺って。」

割り切れるなら、今の関係でもいいってこと?

「そういう意味じゃなくて、お前は割り切れんのかな・・・と。」

あー・・・同時進行で両方と付き合うとかは無理やね。




日曜日の夜、よーちゃんから電話があって。
飯でも食いに行かん?

あんまり気が乗らないって断ったら、
じゃ、家で食ってからまた連絡するわって。


2時間経っても連絡なかったから、電話して。

今日は来ないの?

「行く。行ったほうがいい?」

うん。来てよ。



美容院に行って、小奇麗にしてきたから見に来てよ。って。
こないだよーちゃんに、サボってないでもうちょっと女磨けよ。
美容院行って来いって言われたからさ。行ってきたんだよ。


10時過ぎ、よーちゃんがウチに来て、あたしを見た瞬間。
ニヤケながら「可愛くなった。」って、ウンウン頷きながら
褒めてくれて、あー美容院行ってきて良かった。って。


ウチに着いた時から調子悪そうにみえたけど。
やっぱ、体調が優れないよーちゃんは、10分ほどして

「悪い。ホンマ今日しんどいねん。」
「お前の可愛くなったとこ見に来ただけやで帰るわ。」

そのためだけに来てくれたの?

「そら、ちゃんと行って綺麗になったお前見とかんとな。」
「見られただけでも良かったわ。」

ありがとう。ゴメンね。
大丈夫?帰れる?





「また、体調万全になったら来るわ。」

車までお見送り。

「寂しい?」

って、笑いながら聞かれたから
真面目な顔して「寂しい」って答えたら


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ホントなんだけどな。

よーちゃんは、いつもあたしの言葉を真に受けない。信用しない。




まぁ、当然っちゃー当然か。
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