創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年11月02日(水) NANAを観て来た。

今日もえらく仕事が大変でクタクタだったから、気持ちを休めるというか、楽しい気持ちになりたかったというのもあるし、水曜日でレディースデイって事で明日は休みだし観て来たよ!
本当に原作に忠実に作られてあったので、気持ちが余計に高鳴ってしまった。
衣装まで忠実に作ってあったから嬉しい。っていうか、衣装まで覚えてたのか自分…って感じですが、矢沢あいさんの描く服ってとても可愛いし、それに本人がヴィヴィアン好きというのも、服が好きというのもあって、とても丁寧に愛情を込めて描いているというのが解るので「ご近所物語」の頃から服やら小物にも目が行っていたんだよね。
中島美嘉さんもヴィヴィアン好きだったらしく、とても自然にナナの衣装も着ていたというのが良かった。ちょっと独特の着方をナナはしているんだけどね。
違和感感じる人もいましたが、衣装や舞台がきっちり作られていたし、セリフも原作に忠実に作られていたから、見ていて本当にファンが喜ぶ映画になっていたし、映画自体とてもいい作品になっていたと思う。
音楽は流石にパンクというのは受け入れにくいというか、ピストルズをリスペクトしているバンドというのは難しいと思ったらしく、ポップスというか、ポップスに近いロックにしてあった。作曲しているのがhydeだったので、とても聴きやすい(よく聴いているからね)心地よい音楽だった。
ノブがかつてレンがブラストで書いていたようなコアなパンクではなく、ポップスに近いパンクを書いていたから、その設定に近いんじゃないかと感じた。
美里ちゃんがいなかったのが残念だったけれど、美里ちゃんまで入れたら時間内に話を纏める事が難しいなぁ。
話は5巻の途中まででした。丁度奈々が始めてタクミと出会ったという部分まで。
ここからの話がまたドロドロになっていくし、同僚の男の子が「どこまでドロドロやねん」と突っ込んでましたが、これ結構日常である事なんですよ…なんて思ってしまった私はドロドロの恋愛に首突っ込んだり、当事者だったりしたって事でしょうか(苦笑)
いや、男の人が気付いていないだけで、結構ドロドロの感情の中にいるってやつなんじゃないでしょうか。
最近は新刊が出たらそれを読むだけだったので、また1巻から読み直そうかな。
ノブくんとカップルになった時はノブくんと幸せになってほしかったけれど、タクミとの結婚が決まった時はタクミと幸せになってほしいなんて望んでしまっている(笑) 奈々の気持ち同様、一緒に揺られてしまっている私はかなり優柔不断な女なんだろうか! いやいや、現実ではそんな2人の男の人に揺られることは…多分なかったと思うので、自分がどうとか、現実はどうとかそういうのは解らないから奈々と一緒に気持ちが揺れているのかも。
この先この話はどう転ぶか解らないから面白い。珍しいタイプの少女マンガだと思う。だからこそリアリティがあるのかもしれない。
映画がとても面白かったので、このメンバーでこのスタッフで続きを作ってほしいなぁ。


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未森

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