| プレーオフに思う |
やはりパ・リーグのプレーオフは
何とかならないんですかね？
応援しているファンの方には申し訳ないが、
あの制度は廃止にするべきだと思うぞ。
一年間頑張らなくても
適当に２位か３位でレギュラーシーズンを終えて
短期決戦で頑張ればいいんだから。
後出しジャンケンで勝ったところで
それが本当のリーグチャンピオンなのか？
そもそもレギュラーシーズンの位置づけ自体が
非常に危ういものになってしまう恐れがある。
前述したように一年を通して頑張る必要が無いわけだから
レギュラーシーズンの試合内容も
真剣に行われなくなってしまい
ゲームの面白さも半減されてしまう。
そうなると当然お客さんやファンも離れていくので
必然的にパ・リーグの人気も低迷していきかねない。
結局は自分達の首を絞めていることに
パのリーグ運営者は気付いていないのだ。
端的に見ればプレーオフは盛り上がってるかもしれない。
しかしそれはその時点での話。
長期的なビジョンで見れば
真綿で首を絞めるが如くじわじわと
そして確実にパの息の根を止めようとしている。
今回のソフトバンクの敗戦で
何人のソフトバンクファンが
「馬鹿馬鹿しい」
と思ったことだろうか？
昨年も豊田泰光氏が指摘していたが
このような短期決戦的なゲームでは
順位が下のチームほど失うものが少ないために
精神的に余裕ができるのだ。
反対に順位が上のチームほど
負けは許されないためプレッシャーが大きくなる。
上のソフトバンクファンの嘆きは
ロッテの立場が逆であっても同じである。
どう転んでも１位のチームに良い事は無い。
１位のチームがそのまま難なく勝ってしまえば
何の問題も無いだろうが、
やはりこの構造は歪である。
話は脱線してしまうかもしれないが、
この制度は教育的にも良くないのだ。
努力を怠らないことによって結果が付いてくる
という教え方が通用しなくなってしまうのだ。
努力しなくても敗者復活戦があるから良いや。
なんて考える子供がいずれ出始めるだろうし、
努力するだけ無駄に思える人も多く生まれるかもしれない。
もしプレーオフをこのまま続けるのであれば、
年間順位に即したアドバンテージを考えるべきである。
ゲーム差による勝ち点、ホーム開催だけでなく
ゲーム差が議論の余地なく開いていれば
執り行わないことも一つの方法である。
優勝に水を差すようで悪いが、
やはりパ･リーグの末永い存続を考えるのであれば
頭の隅にでも入れておかねばならないことである。
それにしても日本シリーズはロッテとかぁ。
言っちゃ悪いが、阪神としてはやりやすい相手だな。
ソフトバンクとだったら滅多打ちに遭う
井川や福原の姿がありありと目に浮かんでいたから
その辺は少し安心したけど、
ファンが場外乱闘しそうで怖いな。
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2005年10月17日(月)
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