寒い世の中

<ドラフト指名選手に見る球団の懐事情>
ダイエーが青山学院大学の加藤領健捕手を獲得した。
下位ではあったものの現在の選手編成から見れば
捕手の補強は必要ないと見られる向きがある。
では何故加藤捕手を指名したのか。
ここにはダイエーの将来的な見通しが推測できる。
つまり現在の正捕手・城島が近い将来球団を離れるということである。
今季終了後に井口がメジャーを志願し退団したのは記憶に新しいところだが、
今後はこのような選手の流出が多く見られるものと思われる。
ダイエーいや日本の捕手でも抜きん出た実力を持つ城島のことである。
メジャー志向が無い訳ではないし、現在もメジャーからの視察が
絶えないという話も聞いている。また契約も複数年ではなく
単年契約を結ぶことになったというから、ほぼメジャー挑戦に対して
脈が有ると見ていい。そのためにも捕手の層を少しでも厚くしておこうという
編成の思惑が見て取れるのである。何とも穿った見方かもしれないが、
そういう見方も大事である。
2004年11月17日(水)

Dag Soliloquize / tsuyo