仁義なき戦い〜大阪書店戦争〜

パラパ〜パラパ〜♪
2004年大阪、曽根崎。
ここは旭屋の縄張りであった。
しかし90年代の後半から関西地区に大きな地盤を持つ
阪急グループの書店部門ブックファーストが小さいながらも
店を構えるようになった。旭屋は対抗処置として
閉店時間を10時まで延長することにした。
しかしブックファーストも負けずに10時に延長。
当初は品揃えのよさから旭屋が絶対的なシェアを誇っていたが、
その旭屋の品揃えも改装を期に陰りが見えてきた。
その隙を狙ったのがブックファーストである。
親会社の持ち物である新阪急ビルの広大なフロアを生かして
今年4月に3階分のフロアを持つ大型書店へと変貌した。
旭屋は8階建てだが、各フロアが狭いため
ブックファーストは同等の面積を持ったと考えてよい。
しかも、であるブックファーストは地下街から外に出ずに
店内に入ることができる。これは雨の日の客入りに影響が出てくる。
旭屋は短時間ではあるが外に出なければならないのだ。
特にこれからの季節ドアトゥドアの魅力は大きい。
立地的にも旭屋から御堂筋をはさんで向かい側にあることから
以下のことが伺える。
阪急グループは本気で旭屋を潰そうとしている。
出版不況の中大手の駸々堂が力尽き、小さな書店が潰れつつある今、
老舗の旭屋書店梅田本店のこれからの動きが問われる。
ちなみに旭屋の店員さんはとっても親切だ。
探している本を無茶苦茶丁寧に探してくれる。
阪急のコンコースにある紀伊国屋は客が多い分面倒くさがって
あまり真剣に探してくれなかった。
もっとも両書店は英会話かなにかの講座の売込みが鬱陶しいが…。
(ブックファーストはそんなの無かった)
個人的にはジュンク堂が一番落ち着いて本を探せるので好きだが、
梅田の本店は遠いからちょっとしんどい時がある。
2004年06月10日(木)

Dag Soliloquize / tsuyo