| 講義する人たち |
さて、闘犬が子供に噛み付いて重症という痛ましい事件があったのだが、 こういう事件があると必ず出てくるのが抗議好きの市民団体。 やっぱり抗議して世論に訴えかけて闘犬という競技が無くなったり、 闘犬の犬種を絶滅に追い込んだりするのだろうか? そうそう、役所に勤めている人に聞いたのだが、 ああいう抗議団体の人たちはかならず団体でお越しになるそうだ。 一人では文句が言えないから団体でお越しになるのは 民主主義の方法としては確かに適っているのかもしれないが、 それって一人では何もできない無能者ということを露呈してはいまいか? それはともかくも、こういう抗議団体の人は大嫌いである。 大嫌いという生易しい表現では足りない。嫌悪し憎悪している。 おかしいことがあったら抗議するのはもっともだが、 その抗議の方向が明らかにおかしいのである。 例えば手塚治虫のジャングル大帝の中に黒人と思しき原住民の 表現が出てくるが、これを黒人差別だと言いはじめ ついには単行本の巻末に表現に関する駄文を載せざるを得なくなった。 しかし、この抗議をしていたのは大阪の黒人とは何の縁もゆかりも無い たった4人の家族で構成された抗議団体だったのである。 こういう例があったためつい最近まで「ちびくろサンボ」も 書店から姿を消していた時期があった。 これはあくまでも一例に過ぎない。抗議団体の人たちというのは そんなくだらないことに抗議してどうなるのだというようなことまで こと細かく、そして口うるさく文句を言ってくるのだ。 それこそウルトラセブンのアイスラッガーで怪獣の首を切り落とすのは 子供の教育に悪いだとか、ビートルズのアビィ・ロードの ジャケットでたばこが写っているが、あれは喫煙を助長するだとか、 しりとり侍はいじめにつながるだとか、指輪物語は白人至上主義だとか、 もう、そんなに抗議する方が教育に悪いのではないかと 反対に抗議してやりたいくらいに鬱陶しいことこの上ない。 これが現代の歪んだ側面であることは間違いない。 嫌な世の中になったものである。
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2004年04月29日(木)
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