| 大分ですか… |
書こうと思っていたことをやっとこさ思い出したのですが、 私の大好きなプレイヤー、ヴィチュヘが日本へ移籍すると オランダ各誌が報じているらしいのです。 しかも大分トリニータというこれまたオランダと交流が ある土地のチーム(2002年にオランダがワールドカップに 出ていたらキャンプ地は大分になっていたらしい)で それなりに信憑性のあるニュースなのですが、 トリニータの公式サイトを覗いてみても今日現在 何の発表もありません。オランダ各誌の誤報かもしれないと 密かに私が疑っているのは色々と思い当たる節があるからです。 2001年の夏に彼がアヤックスに所属していた際、 当時イタリアの強豪であったフィオレンティーナ(後に破産)から オファーを貰ったのですが、娘の学校のことがあるから オランダを離れたくないというようなことを言って 移籍を渋っていたことが記憶にあったからです。 それに現在はお兄さんのロブがコーチを務める アマチュアチームでサッカーを楽しんでいるからです。 それがいきなり過酷な異国の地で再びプロとして 闘おうとしているのですからちょっとギャップが怖い気がします。 本当にヴィチュヘは来るのでしょうか? 私は未だに実感が沸きません。来てくれれば嬉しいですよ。 彼のプレイは現代サッカーが失ったファンタジーと サッカーが本来持っている楽しさを存分にわからせてくれる そんな素晴らしいプレイヤーです。 98年のワールドカップのフランス大会のメンバーに 選んでもらうために当時代表監督であったヒディングが 観戦している対フェイエノールト戦、しかもアウェーの試合で 延々とリフティングを披露したことがありました。 そのためかフェイエノールトのサポーターは彼のリフティングが 大嫌いだそうです。ちなみにヴィチュヘ自身もロッテルダムが 大嫌いで2001年のシーズンに監督のアドリアンセと揉めて 遺跡先を探す際にロブ兄さんがロッテルダムのチームで コーチをしていたのですが、そこに移籍ですか?と聞かれ 「いや、それはない。だってロッテルダムだから」 と答えたほどロッテルダムが嫌いだそうで 「二度とロッテルダムの地を踏むことは無い」 と言ったとか言わなかったとか… 性格もお茶目でチームメイトにユーモアのあるいたずらを するそうで、これが厳格なアドリアンセと揉めた原因かも。 ただ、サポーターからの人気は絶大だし、何と言っても 彼自身が魂のあるプレイヤーでチームが負けている時は 自分が無理をしてでも得点を取りに行ったり チームを鼓舞したりとテクニックだけでなく精神面でも 非常に見所のある選手です。何と言ってもクライフが その才能を見込んだ選手で、彼が大成しなかった責任を 自分で感じているらしい。というのも伸び盛りの時に 当時クライフが監督をしていたバルセロナに引き抜いたものの そこでなかなか活躍することができなかったから。 もちろん大成はしなかったと言うけれど、それは 歴史に残る伝説的なプレイヤーに大成しなかったという意味で 十二分に一流プレイヤーとしての才覚を持っています。 彼の左足のテクニックだけでも見る価値は十分アリ。 ちなみに私はアムステルダムに行った時に彼から サインをもらった上に一緒に写真まで撮ってもらいました。 当時彼は腹筋を痛めたとかで練習が別メニューだったのですが、 写真を撮ってもらった後にオランダ語で「頑張って!」と 言うとオランダ語で「ああ」と答えてくれました。 おじさんから子供まで大人気だったのも印象的で よく考えればアドリアンセが監督の時はアドリアンセより 人気があってサポーターから「早くヴィチュヘを出せ」と いう意味の応援歌をしつこく歌われたらしい。 しかもそのアドリアンセがクビになって別のチームの監督に なってアヤックスと対戦したときは 「アドリアンセよ気を付けろ、こっちはヴィチュヘがいるぞ」 という意味の歌を歌われたとか。アドリアンセざまあ見ろ! そんなアヤックスのかつてのアイドル、ヴィチュヘは 果たして日本に来るのだろうか…
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2004年02月09日(月)
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