被弾

人生で始めて交通事故に遭ったのである。
用心深い私は今までギリギリのところを
よけたり避けたりしてきたので
交通事故に遭ったことはなかったのである。
ところが、今日は用心深くても遭う状況だったのだ。
信号が青に変わったので左右を確認して進もうとすると
原チャがありえないスピードで突っ込んでくるではないですか!
「ゲッ、これはヤバイ」
と思いブレーキをかけたものの原チャはブレーキすらかけず
我が愛機の前輪に特攻を仕掛けてあっという間に
ロンドンコーリングな状況が…(つまりクラッシュね)
こっちは反動で転倒したものの、相手はもっと派手に
吹っ飛んでいってるのでダメージは向こうが明らかに大きい。
とりあえず向こうにも怪我が無かったので、
こちらも急いでる事もあって自転車を起こして出発。
が、前輪から明らかな異音が聞こえるではないですか!
最初はバンパーか何かがスポークに引っかかってるのだと思い
曲がったバンパーを当たらない程度に曲げなおして
こぎ始めてみるとまだ異音が…
嗚呼、スポークが2、3本お釈迦になってるじゃないですか!
思わず引き返して修理代をふんだぐってやろうかと
考えたのは良かったのですが、よくよく考えてみると
その激しくロンドンコーリングした兄ちゃんは
ちょっとイカツイ感じの人で謝りもしてなかったような…
おまけに横断歩道が青信号になっているところに
ブレーキすらかけずに突っ込んでくるような無謀な奴…
これはもしかしてアブナイ人ではないのでせうか?
状況から言えば明らかに向こうの方が悪いんだし
修理代をせびってもバチは当たらないはず。
でも、そんなこと言ったら反対に逆切れして
刺されたりしたら嫌だなぁ…最近の若いのは何考えてるのか
わかんないし、喧嘩するのもヤだし、
かといって警察に連絡したらまた時間がかかって
予定がみんな狂うし、刺されるのも嫌だし…
ということを考えているうちに最初の目的地に。
もう今から引き返してもロンドンコーリングはいません。
スポークの損傷に加えタイヤも歪んでいます。
とりあえず予定の支払いを済ませたものの梅田に
自転車を修理してくれるような所なんて思い出せません。
天六の方に自転車屋さんがあったのは覚えているのですが、
次の予定時刻が迫っているので仕方なく我が愛機に鞭を打ち
御堂筋を南下。オフィス街に外れたスポークの異音が響きます。
どうしても予定が外せない指輪のSEE劇場公開は今日が最後、
この時間帯を逃すと帰りが11時前になってしまうのだ。
結局憂鬱な気持ちで旅の仲間のSEEを見終わり
修理をしてくれる店を探しに。
三角公園の交番で聞いたス○タカは自前で買ったヤツ以外は
修理しないという問題外の対応。
記憶を辿って行った自転車屋はまだ7時前なのに閉めてやがる。
東○ハンズの店員は明らかにヤル気なし。
故障した箇所を見もしないで無気力な対応をするな!
こんな店にウチの可愛い相棒を預けるわけにいかない。
料金も高いし。少しはアオバ自転車店を見習え!
ということで帰路探しつつ帰ったもののどこも閉まっていて
結局治せずじまい。というか自転車の修理をしてくれる
ユーザーフレンドリーな店って思ったより少ない。
売ってるだけのダイ○クドラッグとか売った後の
アフターサービスはどうするんだろう…。
そういや、蒲生4丁目の修理をしてくれる店は
日本製以外の自転車を持っていくと
「自転車は日本製じゃないと…」
とか言って嫌味を言うらしい。これはフレンドリーじゃないな。
プジョーとかビアンキとかの世界でも一流メーカーを
持っていったらどんな反応をするんだろうか。
やっぱり嫌味を言うのかな?
んなことを考えながら愛機に鞭を打って帰ってきました。
嗚呼、やっぱり修理代ふんだぐっとくべきだった…
2004年01月23日(金)

Dag Soliloquize / tsuyo