時の流れ

恐竜のイラストが80年代の終わり辺りから
ガラっと変わった事にお気づきだろうか?
昔のイラストと言うのは大体が尻尾を地面につけ
頭頂を最高点として向きとしては↓のような
体を下に下げる鈍重そうな体をしていた。
しかし80年代の終わり辺りから学会での見識が変わり
尻尾をピンと伸ばし体も地面と水平になり
体の向きも→のような敏捷なものになった。
嘘だと思うなら昔の怪獣映画の怪獣を思い出してもらいたい。
みな尻尾が垂れているのである。
あれは着ぐるみの構造上そうなったと言う結論はまだ早い。
着ぐるみを使用せずに粘土アニメで作った怪獣も
やはり体の向きは↓であり尻尾は垂れている。
そんな中ジュラシックパークを境として
恐竜や怪獣の表現方法が変わった。
結局は学会間の時代の流れなのである。
もちろん、時代の流れは古生物だけではない。
今でこそ大陸移動説は誰もが信じるところであるが、
提唱者のウェゲナーが発表した当初は眉唾物だと
非難され信じられなかったのだ。
可哀想にウェゲナーはグリーンランド探検中に
行方不明となってしまい在命中に陽の目を見る事は無かった。
科学者だけでなく宮沢賢治や石川啄木や小林一茶など
文学界でも存命中は不遇であった人物が多い。
時の流れとは何故このように残酷なのであろうか。
2003年11月26日(水)

Dag Soliloquize / tsuyo