| 相棒 |
ふと目が覚めるとharcoの「winter sports rainbow」の ジャケットのような格好で眠っていたことに気付きました。 まさか最近お気に入りのこの曲のジャケットのような格好で 眠ってしまうとは思いもしませんでした。 嗚呼、MIDNIGHT GARAGEとACIDを聞き逃した…
さてさて意味深なタイトルですが、 相棒というのはお気付きの通り僕の場合は人間ではありません。 では、何なのか? いろんな物が相棒ではあるのですが今日取り上げる相棒は “自転車”です。
自転車は僕にとっては殆ど脚代わりといっても過言では 無いほど共に走っています。 それはもう浪人時代に交通費を浮かすために 土佐堀にある予備校までの道のりを 四季の移ろいを感じながら走っていたり、 最近は一人でふらりとミナミに出る時は 必ず自転車で行っています。
自転車という乗り物があるだけでちょっとした旅行が できるというのが僕の持論で、例えば電車から 見慣れた風景でも自転車で走ってみれば 意外な一面が見れたりします。 また気ままに 「次はこの道を曲がってみよう」 という感じでその日の気分で探検気分で 無茶が出来るのもこの乗り物の醍醐味ではないかと思います。
ところが気になる事が一つ。 これは個人の自由なのでとやかく言うことではないのですが、 自転車に乗っている時にウォークマンで音楽を聴いている人は なんとなく許せない気がします。 確かに聴きながら運転すると気持ち良さそうかな? なんて思うときもあるのですが、 でも自転車という乗り物は視覚、聴覚を研ぎ澄まして 乗るべき物だと僕は思うのです。 特にどこから車が出てくるかわからない都会で育った自分としては 命を守るための死活問題です。 それに運転に集中して安全に乗ってあげることが 自転車に対しての最大の敬意の表示であり愛情表現だと思います。 また自転車だからこそ、風の音や街の雑踏を聴くことが 可能なのではないのかと思います。 そうやって五感で街の雰囲気を感じ取れることができるのも この自転車の良いところだと思うのです。
今自分が乗っているのはどこにでもあるような 普通のシティサイクルですが、 ちょっと贅沢をしてプジョーのスポーツサイクルが 最近妙に欲しくなったりするのは もっともっとこの自転車という乗り物の魅力に 浸かっていたいからでしょうか?
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2003年01月26日(日)
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