決定2001年度ベスト5

ということで毎年恒例の
映画年間ベスト5のコーナーがやって参りました。
今年公開された映画で僕が観たものを
勝手にベスト5化しました。
それではいってみましょう

1位 ギャラクシークエスト
コメント:何よりもエンターテイナーに
     徹していた映画だと思います。
     月並みな表現ですが笑いあり、
     涙ありで、スタートレックを
     始めとするSFファンタジーの
     単なるパロディではなく、一
     本の映画としての完成度も高
     いものだと思います。また、
     劇場でお客さんと一体となって
     爆笑したのはいい思い出です。
     ちなみに僕はスタートレックは
     全然知らないのですが…
     それでも素直に面白いと感じさ
     せてくれるのですから、どこかの
     難しいことばっかり並べ立てる監督や
     映像だけお洒落にして中味が物凄く
     つまらない映画に見習えと
     言ってやりたいと思う映画です。

2位 初恋のきた道
コメント:チャン・ツィイーが可愛過ぎます。
     これがグリーンデスティニーの  
     お姫さんと同一人物かと思うくらい
     別の人でした。また、普通こんな奴
     おらんやろと思うくらい一途な姿が
     心を打ったのですが、この映画で
     一番感動したのは息子が亡き父の願いを
     叶えるところです。
     「遠い空の向こうに」といいどうしても
     父親の話に僕は弱いみたいです。
     映画の全体的な印象としては炭火のような
     じんわりとした暖かさのある映画でした。

3位 リトルダンサー
コメント:これも父親と息子との対立や
     葛藤を描いた作品で差し詰め
     「イギリス版遠い空の向こうに」
     というところなんですが、
     ミュージカル映画らしくテンポの
     いい進行とやや緩めのギャグで
     すっきりとした印象を受けました。
     僕はまだ親になっていないのですが、
     この映画の父親のように親バカに
     なるのかなぁと少し考えさせられました。
     一番の観どころはやはり、お父さんが
     ある事をするところでしょうか
     そのあることについては自分で観て確認してください。
4位 サトラレ
コメント:ええ、泣きましたとも!映画館で!
     手術のシーンでたっぷりと!!
     一部では演出の仕方が泣かせようとして
     演出があざといという指摘がありますが、
     別にこれはこれでいいんじゃないのかなぁ
     と思います。難しいこと考えずに素直に楽しめたし。

5位 トラフィック
コメント:麻薬というとどうしてもピンとこないので、
     あまり実感は持てませんでしたが、
     二時間半をだれることなく、
     そして三つのストーリーを
     混乱することなく見せた
     ソダーバーグの手腕に驚かされました。
     確かに救いようが無い話ばかりですが、
     最後に野球をする少年を見つめる
     ベニチオ・デルトロのシーンで
     少し救われたような気にさせてくれたのは
     良心的ではないでしょうか。

ではワースト作品も 
ワースト1 アンブレイカブル
コメント:途中で眠くなりました。
     おまけにあのラストは「金返せ!」
    と思ってしまうほどでした。
    期待した自分が悪いのですが、
    やっぱり「驚顎のラストが!!」
    なんて言われると気になりますよね。
    また、ワーストでは無いのですが、
    「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
    も何度も見たいと思える映画では無いです。
    見ていて辛いですから。
    僕はデンマーク版「渡る世間は鬼ばかり」
    と思いました。ということは 
    ラース・フォン・トリアーは
    デンマークの橋田か…

さて、票に漏れましたが、ソードフィッシュや
チェブラーシカ等も好きな映画です。
願わくば来年も良い映画に出会えますように!
2001年12月30日(日)

Dag Soliloquize / tsuyo