日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2007年04月28日(土) 17歳だった!

何より重大なのは、カジヒデキが『MINI SKIRT』を出した時、わたしたちは17歳だった、ということだと思っています。
16でも、18でも、まちがいなく好きになっていただろうし、27の今だって大好きだけど、あの時、17歳だった!ということが、どんなに大きなことかと思うのです。

て、そんなことない?わたしはでかした母さん!ヤッタネ1979年生まれ!とまで思っています。それ以外の年齢の方には、そんなことない!とか思われるかしら。ファンならみんなそれぞれ特別な思いがあるものだから、こんなの一ファンの戯言の一つだねと言われれば、まぁそうなんだけれどもさ。

しかしわたしの17歳といったら、たちの悪い、とんだ暗黒時代、銀杏BOYZが17さーーーい!とうたっているけど、まさにあれです、あんな感じ、バカでウルサイクラスの子たち、窓から放り投げてやりたい!と思っていたでしょう?ほんとに今となっては恥ずかしいし可笑しいけど。

カジくんの出現は、まさに、そこへ投じられたハート型の爆弾でした。そしてその爆弾の爆破によってかけられた魔法、もくもくキラキラのいいにおいの煙は、16だったらコドモ過ぎたし18だったらオトナ過ぎた、17歳だったからこそ本当によく効いたのです。当時からフラカンフラカンとすでに、ワンワン吠えていたわたしだけど、この、胸をくすぐる、ときめきはじけるPOPさ、おしゃれで、ブルーで、センチメンタルで。あのオリーブ的な世界へとどっぷり引き込んでくれたのは、まちがいなくカジヒデキ、わたしもYOUにヘロヘロさ!ハート型のレコードがぐるぐる回りだしたのと一緒に、ハート型になった瞳がぐるぐる、いいじゃない単純だもの、胸キュンで走り出したのです。

で、今日は、そんなカジくんの『MINI SKIRT』10周年の記念ライブでした。
わたしは今日が本当に楽しみでした。ひとみちゃんと、きちんとボーダーを着込んで挑みました(ひとみちゃんと仲良くなった直接のきっかけもカジくんだものね)。当時のライブと言ったら、お客さん、Tシャツよりもボーダーのシャツの子だらけだったものです。色とりどりのボーダーのシャツ!

そして登場したカジヒデキは、ばっちりボーダー、そして短パン!!!きゃーーー!!!きゃーーーー!!!アハハハー!カワイイーーー!!!
やっぱこうでなきゃ!きちんと期待に応えてくれるカジくんにすっかりテンションがあがってしまいました。

改めて聴いても、やっぱり『MINI SKIRT』の曲たちは、色あせない、変わらない清涼感ときらめきでいっぱいです。本当に素敵。あの独特のダンスも、可笑しいけどやっぱりかわいい!

サポートメンバーにもドキドキはとまりません。ヨシエちゃんにASH、チャーベくん!!ホリエ王子がいないのだけ残念ではありましたが。

だんだんどんどん加速して、ずいぶん踊りました。楽しかった!楽しすぎ!幸せ過ぎ!

愛しいものは変わりません。わたしの中で、ずっと大事なもの。17歳の時にかかった魔法は永遠にとけません。そして、あのろくでもない17歳のわたしの前に、カジくんよ、出現してくれて本当にありがとう。

今日も勝手にサインをしてもらう気満々で、10年前の『MINI SKIRT』を持参しました。結局最近出た10周年のデラックスエディション版も買ってしまい、どっちにサインしてもらおうかと迷いましたが、昔の方に!
握手もしてもらい、あの瞬間、乙女の寿命が100年のびました。

帰り道、ひとみちゃんが言っていてはじめて気付いたけど、わたしたちは10年前、カジくんがこの曲たちを作っていた頃の年齢にもまだいってないんだよね。

それにカジくんは、昨年出た『NEW PRETTY』も最高ですから。

まだまだだねーわたしたち!まだまだまだうっとり、がんばれる!


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