日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
DiaryINDEXpastwill


2006年05月20日(土) パンダのトランジスタ

覚王山にjaajaというひとたちの喫茶店ができたんだよとは聞いていて、そのうちそのうち、と思っていたのが、今日になりました。

小さくて暗くて、でもここは好きだなと思いました。

jaajaさんは、雑貨を作ったり、音楽をしたりしているんだよとは知っていて、雑貨は少しは見たことがあって、でも今日お店へ行ったら、どこの店で見るより、ここで見るのが、いちばん合うなと思いました。

へんな帽子の美人と、へんな丈のずぼんの男性、へんてこでかわいい、ひょろひょろの音楽が流れて、安野光雅や手塚治虫や谷川俊太郎なんかの古い本がいっぱい。レジのかわりに、巨大なまっくろな、そろばん。かべには、ちいさな木琴、おおきならっぱ、あ、らっぱ、ランプシェードにもなっている。

そんなへんなのが集まっているというのに、ちっともそわそわしない、この落ち着きと居心地良さはなんだ。

かっこよいカウンターで、ランチをしました。生ハムのクロックマダムとボルシチ。とてもおいしかった。

jaajaの雑貨の他に、ヨーロッパの雑貨なども置いてありました。
ふと目にとまったのが、あの高いとこに、パンダの形の、トランジスタラジオ。
あれ、聞けるんですか?
聞けますよ。
え!聞けるの?
聞きますか?

ということで、聞かせてもらいました。キュートなパンダちゃん。
チェコの、アンティーク。ぼろぼろです。
右目がチューナーで、左目がボリューム。おなかにスピーカー。
電波の届くとこで、目の玉を、くるくる、くるくる。ザザッ、ザザッと音がして、突如、どーんと鳴った!うわ!音はけして良くはありません。でもそれが逆に、いい感じに聞こえるよね〜と笑いました。

すっかり欲しくなったけれど、1万8千円。とっても、高かった。。。
最初、1800円かと思って、買います!と言いそうになりました。気付いてよかったです。けど、何度も値札を見てしまいました。

でも、たのしい気持ちで店を出ました。
またそのうち、手塚治虫を読み浸りに行こうかと思います。


いり |HomePage