日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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毎年、ある秋の朝、突然金木犀の花が香り出すのです。 ことしもたしかに、その朝は来ました。 たしかね、3日前のこと。 鼻をクンクンさせながら、金木犀の木の下を歩くのがとても好きです。必要以上にクンクンさせるのです。いいにおい。クンクン。秋だねぇ。クンクン。
その日家に帰って、金木犀って花びら4枚だっけ5枚だっけという疑問でいっぱいになり、まぁ、明日の朝確かめようと思って眠ったのでした。
それで次の日、通勤途中にある金木犀の木へ近付いて、ショックを受けました。だってね、もう散りはじめていたのです。花が地面に次々と、落ちはじめていました。いいにおいも薄れてる。たった1日で。早くない?!
あーわかった。実はもっと前から咲いていたとか。わたしが旅に行ってるときから、とか。わたしが気付かなかっただけ、とか。
だいたいすぐに散ってしまう花ではあるけれど、それにしても昨日の巨大な台風もあって、もう殆ど本格的に散ってしまったのは、とても寂しいです。
金木犀の花びらは4枚。
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