この人は、この人の信じるように生活しているだけで、まわりに小さな奇跡を起こす。そして、それは、彼の中にもあたたかな気持を残す。柳沢教授はとても不思議な人で、どうやってこれまで生活してきたんだろうと思うけれど、きっといつも真摯で、自分のことを信じるというか、興味の赴くままを信じるというか、探究心を信じるというか、その信じる力がまわりに居る人にも伝染して、柳沢教授を愛すべき人と思う人は全て、彼のことが時に憎らしいほど、反発したくなるほど好きになって、そしていつのまにか彼の起こす小さな奇跡によって、幸せな気持になるのだ。
　といっても、彼は奇跡を起こそうとして起している訳でもなく、起してしまった事すら知らないのではないかと思える。

　今日は幼稚園児らしい華子ちゃんが見れてよかったです。でも恩田くん、そんな速攻で朝食はできませんよ。（松原智恵子風）

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