夕方かたつむりの「止まり木」用にアジサイを取りに山へ行った時のこと。 風船を順番コに打って落とした方が負け、とかそんなんしながら ワーワーやってたら なんだかとっても至近距離からピーピーと鳥の声がする。 どこだどこだ、と探していたら。 なんと、前の家の空の植木鉢の中に 薄汚れた鳥のヒナがうずくまっているではないか。
鳥のヒナ。
なんでも赤ちゃんってのはカワイイ。 目がヤバイ。
カブトははじめて見るヒナに興味シンシン。 声裏返っちゃって「かぁわぁいぃぃ。」とか言っちゃって。
前のウチの奥さん知らせたら (品の良いご婦人。カブトをとても可愛がってくれてる。) あらあら大変、カブトちゃんどうしましょうー。 ドタバタドタバタ、カゴがいいかしら、オオバコを食べるかしら、 カブトちゃん、一緒にオオバコ摘みましょう、屋根がいるわね、とか、 (オオバコはニワトリなんじゃないかと…と思ったケド言えなかった。笑) 今日は夜雨になるって言うし、このままじゃ死んじゃうよね、とか アーノコーノの結果。
ウチの軒先で様子を見る事になった。
一旦ウチに戻ってカブトと相談。
--野鳥だし家の中で飼うのは可哀相だよ。 --どうして? --山で暮らす鳥だから、カゴの中じゃ多分死んじゃうよ。 --じゃあどうする? --とりあえず何のヒナなのか調べて、明日エサを買いに行こう。 で、飛べるようになるまでデッキで飼おう。 --フタしないと逃げるかもよ。 --逃げられるって事は、飛べるようになったって事だから 逃げたら山に帰ったって事なんだからイイんだよ。 --そっか。わかった。
--でも。たぶんあのヒナはどっかから落ちたんだと思うんだ。 だからワタシ達が世話をしても、死んじゃう可能性が高いと思う。 --えっ?! --まだ赤ちゃんだから、ママが居ないと生きられない可能性が高いんだよ。 --え…。 --それでも世話してみる? --うん…。しようよ。
と、まー、そうゆうワケで。 世話する事になったんだけど。
ふたりでネットで調べていたら。 デッキの方が騒がしい。 ピーピーチュンチュン。 なんだなんだと見に行ってみたら。
スズメ。
親スズメがエサを運んでいるではないですか。
多分なんらかの事情でヒナがそこに落ちたんだろうね。 でもヒナは飛べないし。 親もヒナを運べないし。 そんなんで親スズメがそこでエサを与えて育てていたって事らしい。
いや、安心したよ。 やっぱりママが育てた方が良いに決まってるし。 カブトもホっとしたらしい。
2人でしばし窓辺でそーっとスズメを観察してました。 早く飛べるようになるとイイな。
カブトがヒナの名前を付けた。 「すみれチャン」だって。
カタツムリの方は、まだ無名。
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