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キョウノデキゴト - 2004年04月27日(火)

『きょうのできごと』を観た。先週のことだ。

8人の主要人物に関しては、それぞれの比重に大差なかったためか、
はたまた慣れない関西弁での演技を強いられたためかは分からないが、
率直な感想としては田中麗奈よりも伊藤歩や池脇千鶴の存在感の方が
大きかったように感じられる。(ちなみに池脇千鶴は大阪府出身)

伊藤歩はこの頃雰囲気が変わってきた。
15歳の鮮烈な記憶を思い出しながらも、良い成長を遂げていると思う。

全体の中では正道(柏原収史)が良かった。かわち(松尾敏伸)も。

全ては何気ない日常だけれども、欠片を切り取ることで時に劇的になり、
遠くない世界でつながっている。ほんわかしながらもどこか切なかった。

ここ数日の出来事も全て何気ない日常の一部だったはずなのだけれど、
もし夢なら醒めて欲しい、やり直せるなら戻りたい、切に願っている。

今日も電話が鳴った。
もう鳴ることはなくなった。



BGM : 「マーブル色の日」 / 矢井田 瞳

この世界で一番の 愛をあなたに注ぐ
それは見たこともないような マーブル色の日

揺れるカーテンは黄色 さらう風なら緑
あなたが輝きを添える マーブル色の日

同じようなことで泣いて笑う
だからぶつかる だから素敵

うまく行かない時こそ 手を繋いでみましょう
言葉なんて小さなことに思えるから ほら

綺麗なものはいらないのよ だって
いつかは失う はかない世界

怪我したテーブルクロス マーブル色のキス
朝あなたが残したぬるい珈琲

この世界で一番で 何も変えたくないの




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