speak like a...child

 

 

-▲-

「お客さん、終点ですよ。」 - 2003年11月08日(土)

・・・んん?

すっかり寝入ってしまっていたようだ。
車掌に起こされるなんて初めての経験だが、
仙台終着で助かった。下手したら誰もいない
秋田まで帰ってしまうところだった。

どうやら飲み過ぎたらしい。


今日は午後から赤坂で試験だった。朝の新幹線で
東京まで行き、JRを四ッ谷で降りた。上智大学の
脇をすり抜け、とあるホテルの庭園に迷い込んだ。
厳かな料亭が木々と同化していた。

気が付くと建物の中におり、そこが試験会場だった。
入館の際に書類の提示を求められると聞いていたのに
裏から入ってしまったものだから少しきまりが悪くて、
何事もなかったかのように一度退館して再び入った。

控え室では張り詰めた空気が立ちこめていたが、
隣の男性は気さくな人で快く会話に応じてくれた。
早稲田で政治学を専攻していると言う。どうやら
学部生が多かったようだ。朝の新幹線で仙台から
来たと言ったらたいそう驚いた様子だった。


結果から言うと面接には敗れた。面接官から提示された
ケースに対して十分な解答を示せなかったのが敗因だ。

『確固たる裏付けがないと発言を控える傾向がある。』

小学校6年のときの成績表に担任から書かれたことを
今でも覚えている。12年も経った今日に響いている。
夏の榊さんの集中講義でも露呈した自分の弱さだ。

それ以外にも最初だからこそ学ぶことも多かった。
今日の分は次に生かそう。ここはまだ通過点。



-▼-


 

 

 

 

     【一覧】
≪時逆    時順≫

滅入ル  【Aurum Forum】
  



My追加