speak like a...child

 

 

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テレビ出演 - 2003年09月20日(土)

「オイ、オマエ今テレビに映ってるよ。」というメールをもらったのは
月曜日の夕方のことで一瞬悩んでみたが理由はすぐに分かった。
それから慌てて新聞を見たらテレビ欄にそれらしい予告があった。
今回の集中講義は證券会社の提供で、社員が講義をするという
珍しさからか、最初の時間のときテレビ局のカメラが来ていたのだ。

でもおそらく苦手な左アングルで撮られた。
右目は目つきがきつく、相手に冷たい印象を与えると言うのだが、
左側は黒子があるので自分としてはあまり好きではないのだ。
まあ、それは今はどうでもいい話。


講義自体は拍手が沸き起こった初日以外は特筆すべき内容はなく、
本を読みながら片手間で聞いている。時折気になる話題に触れると
用意されたレジュメを注視し、講師の方に目を向ける程度である。

この講義によって会社にどんなメリットがあるか甚だ疑問に感じる。
最終日の試験の結果如何で青田買いするというわけでもなさそうだし、
そんなことをしなくても優秀な人材はいくらでも集まりそうな企業である。

一方で受講者の、とりわけ僕のメリットとしては業界人を観察できる
いい機会である。やはり人の立ち振る舞いには多くのものが表される。
奇しくもインターンの申し込みに漏れた研究所はこの会社の関連だし、
ここにしたって冬期のインターンに応募してみようかと考えているから
こういう場で社員の様子を眺めることができるというのは願ったりだ。



夏休み最後の集中講義はそんなことを考えながら出席している。
でもたいがいは講師の声をBGMにしながら机の下で小説を読んでいる。
思えば中身の薄い夏休みだったなぁと振り返るのはこれで何度目だろう。


進歩がない。



BGM : 「いつか風になる日」 / 元ちとせ



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