speak like a...child

 

 

-▲-

He waits for no one - 2003年08月30日(土)

腕時計の調子がすこぶる悪い。リューズに異常が
生じているようで些細なことですぐ止まってしまう。
もう7年にもなるから替え時なのだろうか。
チタンのボディがわずかにくすんで見える。

先週はレポートの締め切りに4時間遅れで提出した。
推敲もせずに仕上げた薄っぺらい内容に我ながら
情けなくなった。遅れたのは時計のせいではない。
ただ怠惰だっただけだ。


いつだったかトムの宴で一人が「もう24なんだよな。」と
発したらもう一人から「まだ24なんだよ。」と返ってきた。

人生の期限を自ら定めてしまうのは人の弱さなのだろう。
確かにそうさせる要因は多い。その存在への畏怖もあれば、
迫り来る重圧から逃避したい衝動にも駆られることもある。

でも目を瞑らないで逃げようとするとよく分かる。
逃げ道は前にしかない。

つまらない御託をいろいろ並べてみたところで
結局のところ自分は自分でしかあり得ないのだ。


先日のNHKで久々に見た田臥勇太は言っていた。
“Never Too Late”と。


机に置きっぱなしの腕時計を手にとってみた。
よかった。今日は止まっていないようだ。



BGM : 『It's Only Rock'n'roll』 / The Rolling Stones



-▼-


 

 

 

 

     【一覧】
≪時逆    時順≫

滅入ル  【Aurum Forum】
  



My追加