speak like a...child

 

 

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それは何事もなかったかのように。 - 2003年07月15日(火)

7月4日のことだった。
午前のゼミの途中くらいから右頭頂部の頭痛に襲われた。
次いで左肘から前腕内側底部、第四、五指にかけて痺れ。

休んでる間に起こったのはそういうことだ。
だからといって特に致命的な事態に陥ったわけではない。
気に懸けてくれた方のため、それだけ始めに宣言しておこう。

ありがとう。


午後になって友人に促されて検査に行った。蜘蛛膜下だの
脳梗塞だのと半ば興味半分で脅されながらではあったが、
どうにかしないとやばいというのは自分でも強く感じていた。

内科に行ったので一応検温をしたら37℃弱あった。驚いた。
普段は熱に敏感なつもりで、平熱だと思っていたからだ。
一気に気が重くなった。

症状を一通り伝えると、医者が聞いた。

「ご家族で遺伝性の病気や大きな病気をした方はいますか?」

おそらくは念のために聞くのだるうが、これで何もなければ医者は
安心するのだろうか。オレは事実のみを告げるから無意味だろう。


触診の後、変な器具で体中を引っかき回されたり、叩かれたりして、
各神経系の確認をされた。痛かった。神経系に不安があるのだから
痛いことはいいことなのだろう。

握力も測った。実に久しぶりだ。右55kg、左47kg。
中学のときは確か両手共に35kgだったから純粋に感心してしまった。

診断の結果、どこにも異常は見受けられないようだったが、
万が一、運転中に左手が利かなくなった場合は致命的だ。
おとなしくAT車に変えた方がいいのかもしれない。

結局、医者は疲労性、もしくはストレス性の頭痛だろうと診断し、
頭痛薬を3錠ばかりもらった。極度に眠くなる薬だという。

雨の中を家に帰り、薬を飲んで寝た。深く深く眠ったつもりだったが、
起きたら3時間しか経っていなかった。


あれから何日か経って、頭痛は軽減したが、今日も左腕はしびれている。



BGM : 『Next Wave』 / Mondo Grosso

UAがひたすら脳内に木霊する。



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