speak like a...child

 

 

-▲-

生きてます。 - 2003年05月26日(月)

まずはメールや電話で心配してくださった方々、
ありがとうございました。ふてぶてしくも無傷です。

ちょうど6時半からの講義に向かうとこだったのですが、
途中にある建物がギィギィ鳴いてるのに気付きまして。
直後に大揺れが来ました。目前にある7階建てくらいの
講義棟は新しいのと古いのと並んで建ってるのですが、
それぞれ違った周期でよく揺れてました。僕は外苑の
茂みの中を歩いていて、特に危険はありませんでしたが、
教室の中はさぞかし怖かったろうと思います。原チャで
遅れて来たヤツらは揺れたことすら知りませんでした。

ところが、講義が始まる時間を過ぎても教授が来ないのです。
以前は部屋の容積の半分近くが書物という状態でしたから、
「本に埋もれてるんじゃない?」と話していたら大当たりでした。
う〜ん、恐ろしいです。

ひたすら余震を感じながら(実は爆睡してた)の講義が終わって
研究室に帰ってみたら、思った以上に書類が散乱してました。
先輩のファイルに混じって、僕の「殴るぞ」(吉田戦車)の2巻が
転がってまして、和歌子がそっとたたずんでおりましたよ。ワオ。

研究室のありさまを見て、アパートのことが急に心配になったのですが、
明日の打ち合わせがあったので、結局帰宅は3時になってしまいました。
その間はCD棚が崩落して割れてないか、ベースが転んで折れてないか、
ひたすら心配してたものであります。

帰宅してみると台所の雑踏が優しく迎えてくれました。ストックしてた
シャンプーのボトルやスプレーの缶、紅茶、海苔、ジャム、ハチミツ、
バスクリン、エマール、とにかく高いところに置いてあったものは全て
万有引力の法則に導かれ、ついでに僕もへたり込みそうになりました。

肝心の部屋の方ですが、懸念されていたCDやベースは無事でした。
ただ、洗濯機の上にあるはずの洗剤が居間にダイビングしていました。
床が真っ白です。僕も真っ白です。

オヤスミナサイ。



-▼-


 

 

 

 

     【一覧】
≪時逆    時順≫

滅入ル  【Aurum Forum】
  



My追加