speak like a...child

 

 

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「ん〜、25?」 - 2003年02月17日(月)

女性の年齢を読みとるのがとにかく苦手だ。
加えて、自分のバカ正直な性格も苦手だ。

「いくつに見える?」

そう問われて普通は予想より低めに答えるものだが、
予想ができないうえに思った通りに答えてしまうので、
二重に不快にさせてしまう。

勤めている女性を見ると、安直に年上だと認識してしまう傾向がある。
昔はそれでも良かったが、23にもなると年下の社会人も珍しいものではない。
ただ、一つ言い訳をさせてもらうと、社会的地位を持ってる人には少なからず
自立しているオーラがあるので、年上に見てしまうのだ。同性ならばある程度
年齢を推し量ることもできるが、異性相手ではそれが困難なので、得てして
年上だと思いこんでしまう。あまり悪気はないのだ。性格上の問題であって、
むしろ尊敬に近いものだと思うのだが、そこまで理解してくれる人は少ない。

しっかり者の年下が好みだ。
自律しているカワイイ子がいて、尚かつ年下だと判明すると惚れやすい気がする。
あまり自立はしてなくてもいい。自分と見比べてしまうから。これは悪い癖。


「いくつくらいで結婚したい?」

全然考えていない。想像もつかない。こういう人生設計を常に
頭の片隅に置いているか否かが学生と社会人の差なのだろうか。
それとも単に自分の認識不足なのだろうか。

単純に考えて、学校が終わるまで最低でもあと2年かかる。修了後の4月には26になる。
一人前とは言わなくても、それなり仕事ができるようになるまでに2年から3年かかるとしたら
やっぱり28か29になる。ワァ、30目前だ。別に30になったところで一向に構わないのだが。

その一方で、あまり結婚する気もない。というのは主に仕事に関連することなのだが、
転がり続ける人生を送りたいと常日頃考えている。職をコロコロ変えるかもしれないし、
いろんな土地を転々とするかもしれない。とにかく海外で働きたいという希望もある。
そうなると家庭を持つと何かと不都合が多いし、とにかく意志決定に不自由である。
家族が与えてくれる力を否定はしない。此処に述べる悲観的要件はただ一つ、
明日の生活すら保証できないという意味に於いて、である。扶養者として
責任能力の欠如が問われるからだ。それなら問われる以前に放棄する。

一緒に冒険したいという物好きな人がいれば全く別な話になるのだが、と、
とりあえず今日のところはそんな結論で留め置く。いつものことだ。


「人生とは選択であるよ。」

岐路に立つ人からそんなメールが届いた。
確かにそうだ。そして常に選択の連続である。
良い状態に於いては選択が楽しくもあるが、
苦渋の選択を強いられる不遇の時期もある。
好、不況も流転するものだと願いたい。
次の選択までじっと力を蓄えるとしよう。
自分に背かないでいることは特に難しい。

何故か昨日から左膝が痛い。立てない。



BGM : 『SHEEP』 / 山崎まさよし



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