speak like a...child

 

 

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2002年、お疲れ様。 - 2002年12月28日(土)

今日で2002年最後の更新となります“speak like a child”、
最後までよろしくお付き合い下さいませ。



【ポータブルCDプレイヤー】
車載用にCDプレイヤーを買った。
MDプレイヤーは高2のときから使っているもので、
音飛びがひどくバッテリーの消耗も激しい。
それにもともと僕はMDをあまり好まないので
バイト代が入ったら買おうと思っていた。

商品を決め、噂に聞いていた大型量販店での“値切り”を敢行してみる。
結果は、ちょい引き&単3型乾電池4本サービス。
失敗。うまくいなされた気がする。



【CD】
先日のCD屋巡りがいけなかったらしく、
抑えていた欲望はあっさり解放されてしまった。
HMVにてアルバムを2枚買った。
あとCD20枚とプレイヤーが収まるケースも買った。
ポイントカードはついに100ポイント貯まった。
1月から買って、1000円につき1ポイント、
あまり細かいことは考えないでおこう・・・。



【たけかんむり】
菅原(すがわら)、菅野(すがの)の“菅”の部首は“くさかんむり”であって、
“たけかんむり”の“管”で書かれているのはまず間違いなく誤植である。
ただ、「かんの」に関してはそうとは言い切れず、“菅野”・“管野”の二通りが存在する。
今まで未確認だった“たけかんむり”の管野(かんの)さんに初めて出会った。
「ええ、珍種ですよ。」 自らそう言っていた。今年最大の発見と言っても過言ではない。



【ディオファントス】
数年前に証明された「フェルマーの最終定理」はディオファントスの
『数論』の本の余白に書き込まれていたという。
古代ギリシアの数学者ディオファントスの墓碑には
このようなことが刻まれている。

「ディオファントスは一生の六分の一を少年として過ごし、
 その後、一生の十二分の一経ってから髭を伸ばした。
 さらに、一生の七分の一経って結婚し、その五年後に子供が生まれた。
 この子供は父の一生の半分だけ生き、父より四年前にこの世を去った。」

原文はギリシア詩華集参照となっている。
さて、ディオファントスは何年生きただろう?

僕もこんな小洒落た墓碑にしようか。



【年賀状】
ようやく年賀状の印刷が終わった。来年は年男だ。
せっかくのヒツジなのだから凝った絵柄にしようかと思ったが、
あまり思い浮かばずネットから素材をもらってきてしまってちょっと悔しい。
今年は用意した70枚全て刷ってしまい、補充すべくコンビニに行ったら
無地の年賀はがきはとっくに売り切れたそうな。仕方ない。
予期せぬヒトから来たら既製品で我慢するか。



【新年会】
これを書きながらも高校の同期の新年会の日程調整に追われている。
元はと言えば企画・連絡が遅れた僕のせいなのだが、
高校を卒業して5年、毎年幹事をやっているとさすがに疲れる。
携帯のメアドが変更されて連絡が取れないヒトもいるし。
2002年はクラス40人中30人強集まるという盛大なものだったが、
2003年は少しおとなしくいこう。んで、3日なの? 4日がいいの?



【ジョージ・ロイ・ヒル】
映画監督ジョージ・ロイ・ヒルが亡くなった。
と言っても彼の名前を知っていたわけではなく、
ただ、彼の作品『STING』が好きだっただけだ。
劇中曲「The Entertainer」も知らぬ人はいないほど有名だ。

余計なものが増えすぎて本当に映画を作りにくい時代になったと思う。
だからこそそれを乗り越えて世の中に作品を送り出す映画監督には
敬意を表するが、その存在も古き良き時代の作品があればこそだと思う。
Let me entertain you...



【R.I.P.】
ラテン語の「requiescant in pace」から転じて英語では「rest in peace」、
「安らかに眠り給へ」という意味である。

今年もまた人が去った。
毎年誰かがいなくなる。

輪廻転生が真なら再び貴方に巡り会いたい。
僕の暦は五分の二に差し掛からんとしている。



【2002年】
今年の1月は死んでいたと思う。呼吸の仕方も分からず、ただもがいていた。
周りのものに引きずられながら自分が加速し始めた7月になるまで、
僕はいろんな人に支えられてきたと思う。
優に半年。膨大な時間を僕は何に費やしてきたのだろうか。
貴方から見て、どこか変わったと言うならば、それは有意義なものだったろう。
でも僕は自分の形を自分で求めるから、貴方は答えをしまっておいて欲しい。
いつか、思い出したように、墓碑に刻んでくれればいい。



【Enpitu】
自らの写し身でありながら、極力外部との接触を断っていたこのEnpituで、
メールや掲示板など双方向のコミュニケーションを図るようになったのは
6月のことであった。自分が一番落ち込んでいる時期だった。

最初にメールをくれたのは僕がMY登録していた女性で、
緩やかでいて深みのある、叙情的な描写の美しい文章を書く人だった。

最初にMY登録の範疇を越えて相手から突然登録されたのは同い年の男性で、
自分を見つけてくれた感謝以上に彼に共感する部分が多く、巡り会いの妙を知った。

浮き沈みが激しく、途中で休んだことも何度かあったが、ここまでやってこれた。
新たな世界を見せてくれた方々に此処で御礼申し上げる。



【ロタティオン】
映画『千年女優』より / 作詞・作曲 平沢進

黄金の月 草の露に幾万の昇り
唯一に来る夜の牢で打たれるキミの夢に咲く
瞬く間にも数千の朝よ訪れよ
パラレルに行く船団に全てのキミの日を乗せて

ランダムに行く雲のように生まれてたはずと
千年を知るキミの声が全ての月に木霊する

  咲け輪廻の OH
  咲けロータスの OH
  響け千年よ OH
  響け毎秒に OH

遙かな過去 遙かな今日 明日さえもここに
黄金の日は一度に有る 忘れたキミが目覚めれば
パラレルに行く星の今を隠喩のように映す
ランダムに咲く花の野辺に 全てのキミは記されて

  咲け輪廻の OH
  咲けロータスの OH
  響け千年よ OH
  響け毎秒に OH



【2003年】
年が明けて1月と3月に、数々の別離を迎える。
その他の友人とも最後の年になるであろう。
4月で仙台に来て6年目に突入する。
新しい生活は忙しい日々になるだろうから自分のペースを無くさないでいたいが、
一方でその腐りきった平穏を打ち破る因子の出現にも期待する。

一見、堅実に見えるが「石橋を壊して渡る」性格なのだと言う。
勝ち目の薄いギャンブルが好きなのだ。いずれ身を滅ぼす。
これについてはまた来年。



BGM :
♪〜『Future Shock』 / Herbie Hancock
♪〜『CG3+2』 / Carifornia Guitar Trio With Tony Levin & Pat Mastelotto



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