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祭りのあと。 - 2002年06月19日(水)

今日の仙台は憎らしいほどに晴れています。ええ。
昨日帰ってきてから見た熱戦を伝えるニュースはどこも「後半圧倒していた」とか
「有利に進めていた」といったものでしたが、これがとても不思議でなりません。
テレビで観ていた人は本当にそう思っていたのでしょうか?
我が家はNHKが映らないのでテレビ中継を録画しなかったのですが、
スタジアムで観ている限りでは確かに後半の支配率は上がりましたが、
まったく圧している様子はありませんでした。
特に左サイドは深いところまでボールを進めるのですが、
フィニッシュまで持っていけるといった感じはなく、
ただ攻めあぐねてボールをキープしているだけでした。
また、トップにボールを入れても恐さがないので
トルコは余裕をもって対処していたように思います。
左サイドにしてみればああいった状況を個人技で打破できる
ジョーカーが必要だったはずですし、トップなら十分なポストプレーと、
ある時は自分でシュートにいけるようなそんな選手であるべきでした。
別にサッカーに限った話ではありませんが、
相手に恐怖を与えない攻めは形骸化してしまうものです。

あと、主審のコッリーナさんですが、さすがに世界最高の審判でした。
全てのジャッジが公平で的確だったと思います。
一方でイタリアは大会を通じて審判に泣かされる結果になってしまったようですが、
それを差し引いても韓国の気迫は素晴らしかったと思います。
ポルトガルに続いてイタリアと欧州の強豪を撃破した勢いはどこまで続くのでしょうか。



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