ぼのっぴの日記
交換日記です。

2007年01月08日(月) ウィーンバンザイ

けろこ

今年最初の日記でーす!
年末年始は、実家でそれこそ寝正月。
お友達と会ったり、映画に行ったりはしましたが、それ以外はずーっと引きこもりでした。
で、先週のうちに仕事初めもすませ、今日はウィーン版エリザベートのプレ公演(っていうの?)に新宿コマに行きましたよ。
1部は、演劇ジャーナリストの小藤田さんを司会に、ノルさん、さえちゃん、ちずさんの宝塚OGと、作曲のリーヴァイさん、ウィーン版エリザベートのマヤさん、トートのマテさん、ルドルフのルカスさんと豪華なメンバーでのトークショー。
ウィーンの人たちは、どこまでが本気でどこまでがリップなのか(コラ)わからないような感じで日本をベタ褒め。
リーヴァイさんなんかは日本慣れしすぎ。
宝塚OGも、ノルさんは相変わらずの足長さんだし、さえちゃんは美しいし、ちずさんも別にトップとかじゃなかったのにフェアリームードでした。
そして、2部はお待ちかねのコンサート。
オケと合唱は日本のもので、舞台上にあり、リーヴァイさんの指揮でした。
ミュージカルで見るとオケは見えないけど、目で見て聞くと、なんて難しそうなものを演奏してるんだろうと…。
出演者だけでなく、宝塚のオケや指揮者がよく演奏した!というものです。
そして歌はエリザベート、トート、ルドルフと合唱で歌えるものを抜粋って感じで、時々ノルさんやルカスさんがフランツになって歌った曲もありました。
それがね、あの不気味な始まり方を聞いた途端にゾクゾクっときて、あんなタヌキ親父風味のリーヴァイさんは天才だ!って思っちゃいました。
んで、ウィーン版の3人の上手なこと。特にマヤさんはすごい!、音域の広さ、声の美しさ、音程や色んなことの安定感もすばらしく、特にわざとらしく芝居をしていなくても、歌に情感がこもってる気がして、涙ぐんで聞いてしまいました。
これがウィーンの平均レベルなのか、それともマヤさんはウィーンでもうまい方なのか、それが気になります。
ウィーン版のキャストさんの上手さだけでなく、オケが宝塚よりも編成が大きくて上手だし、何度も聞いてる曲ばかりなのに、そりゃ知らない曲を聴いた…くらいの衝撃でした。
そして、アンコールでは闇が広がるを、なんと3人で。マヤさんは男のキーをいとも簡単に歌われてました。す…すごい。
幕が下りた時に思ったのは、これじゃ足りない!もっと聴きたい!
けろこは思わず新宿コマの先行予約ハガキを書いてしまいました。
もちろん、大阪の完全引越し公演も行きます!借金しても行きます!
けろこはもう10年も前になりますか、ウィーン旅行をしてエリザベートを本場で見ています。
そのときは意味もわからずに見たので、大筋の分った今、あのセットで見たらどれだけ感動するでしょう。
ちなみに、当時のプログラムを見たら、なんとエリザベート役はマヤさんでした。すごい10年もやってるんだね…


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