けろこ
はい、ということで翌日です。 時代劇調というのは大嘘で、バリバリの現代でした。 そして、結論。 オペラが見たいからオペラに行き、 お笑いが見たければ、そういうところに行くってことです。 いやあね、チケット代が半額だったら、これはこれで楽しいって思えたかもしれないけど、 あの値段でこれはやばいよ。ぼったくりだよ。 楽しんでいたお客さんは多かったみたいだから、それはそれで良かったのだろうけど、けろこは楽しめなかったな。ズヴァリ。 本来は1750年頃の時代ですよ。舞台はスペインのアルマヴィーヴァ伯爵のお城ですよ。 そこの召使のフィガロとスザンナが結婚する話ですよ。 伯爵からお城の中に便利なお部屋をもらったってフィガロが喜んで、ベッドとかを入れようと大きさを測っている場面から始まるわけですよ。 それが現代の老舗和菓子屋が舞台ってことで、店内に応接室をもらったって部屋のサイズを測ってるのよ。 何?応接室にベッド入れるの?百歩譲ってソファとか?それに大体、和菓子屋に従業員夫婦の部屋ってどうなのよ…って、幕開き一発目から納得できない設定の嵐。 歌を犠牲にする演出とか、本当にえらいこっちゃって感じ。 だから、オペラはオペラ的に、宝塚は宝塚的にが好きなんだよ。
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