ぼのっぴの日記
交換日記です。

2001年11月01日(木) ミケランジェロ

ぼのこ

やっぱりなんか書かないとなー、と思って、
パソコンに向かったのは良いんですけれども、
恐るべきことに、もう、あまり覚えていませんの。
あんなにくだらないものを残しておくような余地は、
私の頭にはないのですわ。
先日会った友人が、
「おととい、ミケランジェロ観てきたよ」
と言いましたの。
私が
「どうでした?」
とお聞きすると、
「なんか、よく覚えてない」
とおっしゃいましたわ。
そのときは、なんじゃそりゃ?と思いましたけれど、
まったくその通りでした。
あまりにも意味がなく、ストーリーもないようなもので、
覚えていられないのです。
本当にどうしょうもない作品です。
いえ、作品なんて呼べません。
スターの魅力を引き出すのが演出家ってモノじゃないですか。
スターがどう頑張っても魅力的に見えない、そんなモノを作って
恥ずかしくないんでしょうか。
それとも、あれがいい作品だと思ってしまうほどに、谷先生の頭は
くさってしまっているのでしょうか。
今回も、無意味にいろんな人が死にましたね。
訳の分らない愛が横行していましたね。
ご自分の芸術論は、飲み屋ででも語ってください。
あんなものを上演してしまう歌劇団もどうかしています。
あんなものを、タモちゃんはよく、くさらないでやっていると思います。
えらいです。
タモちゃんもみどりちゃんも、みんなえらいです。
そんなけなげな花組生たちを見てると泣けてきます。
本当にどうしょうもない作品です。


その分、ショーは楽しみました。
なんだか、客席全体が、
「芝居がつまらない分、ショーで楽しむぞー」
という意気込みに充ちていましたわ。
芝居がつまらない時のショーって必要以上に盛りがるわよね!
プロローグの衣装にはちょっと引いたけど、
楽しいショーだったわ。
でも、芝居があまりにもくだらなかったから、
脳が麻痺してしまって、正確な判断が下せないの。
多分、面白かったと思うわ。
少なくとも、面白いと思ったわ。


 < 過去  もくじ  未来 >


ぼのっぴ [HOMEPAGE]