| 2005年02月10日(木) |
体温が低い感じの映画 |
8,9日と親戚の訃報で急きょ名古屋1泊2日。新幹線で往復。疲れと悲しみでグッタリ。いろんなことに思いを馳せた2日間だった。ここには書けないけど。
さて今日は仕事。仕事の後、疲れているなら真っ直ぐに帰宅しろよ自分、ってツッコミ入れつつ、今日までの上映なので映画『レイクサイド・マーダーケース』を見て帰る。地元・北九州出身の青山真治監督の最新作。3組の親子が湖畔のログハウスで”お受験”のための合宿を行っていて、そこで殺人事件が起きて....という映画。あらすじ知っていても、なんだか憂鬱な映画だった。全般的に。それが狙いなら、まさにドンピシャってところでしょう。ストーリーがストーリーだからねぇ、楽しいわけないんですけど。”サスペンスもの”としては「ええっ!」という驚きの展開。それにしても登場人物、役所広司以外は皆、なんというか、何かを得るために何かを捨ててしまっている、体温の低そうな人間たちというか....現代社会の歪みにゾッとする映画でした。
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