| 2002年10月20日(日) |
当分、肉料理が食べられなくなる小説 |
昨日と今日の二日間で、一気に桐野夏生『OUT』を読破。映画化されると知って、映画観る前に原作読んでおこうと思い、図書館から借りたのですが。これ、TVドラマになったときも、確か残酷なシーン(死体を風呂場でバラバラにする)が話題になったんでした。そのこと忘れていて、夜寝る前に読んでいたら、物語としては先の展開が気になって気になって、どんどん引き込まれる感じで面白いのだけど、すんごい怖くて悪夢にうなされそうなので中断。ちょっと別の本に切り替えて(ちなみに、それは『天国の本屋』というファンタジーもの)寝ました。そして、残りを今日一気に読破。いやー、すごい話。それにしても、これ読んでしまったからには、今後は、コンビニの弁当見たら、あれこれ連想してしまいそう。そして、当分は肉料理は食べられそうにありません......。あと、自宅の風呂場でも恐怖にかられそう。いろいろ連想してしまって。 映画化のキャストは、原作を読んだ限りではドンピシャという感じの配役で、映画が楽しみ。平山秀夫監督は前作『ターン』(牧瀬里穂主演・これも小説の映画化でしたね)がとても良かったので、期待しています。しかし、この話の映像って......(怖)。悪夢見そうだなぁ。
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