みけねこ庵
| 2011年08月14日(日) | ファミ・フェスタ�� |
毎度のごとく、バースデー企画が長すぎて、しゃべり疲れたお二人さん。
MCの直前にやっていた曲は何だったでしょう、とお客さんに問うた光一さんは、自分は全然わかんなかったとおっしゃい、そして剛さんはマイクを通さず「しーくれっとこーど」と、当たってるやろ？的な顔で言ってるのをヨネがすかさず「違う！ 違う！」と訂正し、それに気づいた光一さんが「自信持って言うたんか？ 違うよ」と優しくおっしゃってるという、ここ一番好きだったりします。
剛さんがめためた可愛くて、光一さんがえらい優しくて、こういうほのぼのまったり空気感が私の一番の大好物であります。
ええなぁ、きんききっず。萌え萌えするわぁｖ（変態注意）。
さて、後半に突入しますが、このコンサートで一番の目玉、メインディッシュと言っていいんじゃないでしょうか。
二人の合作メドレーです。およそ30分間。
上手い構成具合だと思いました。
メンバー紹介やインターを挟みながら、流れが止まることなく全9曲で一つの世界観を作り上げた演出はとても見応え聴き応えがありました。
映像も照明も実にシンプルというか（実際はすごく計算されていて複雑な工程があったと思いますが、それによる効果が視覚的にまったく負担にならないという点でシンプルだと思ったのです）、曲の邪魔をしない、歌や演奏に集中させてくれる視覚効果がほんと素晴らしい（ただそのせいか引き映像が多くて、せっかくのダンスが豆粒やんか〜と歯噛みしたくなりましたけどね……）。
とにもかくにも、二人の歌唱がこれまでにないくらい安定していて最後のFamilyでの締めくくりは感動ものです。
やっぱり混声合唱団がいたほうが迫力があって良いですね。当時、このまんま紅白に持っていっても違和感なしだなぁなんて思ったものでした。
この曲はもっともっと世間に広まってくれたらいいんですけどね。
24時間テレビで唄わないかしら？ テーマにぴったりですよねぇ？
それはさておき（すーぐ脱線しちゃう。申し訳ないっす）。
合作メドレー、最初から振りかえっちゃいますよ〜。
まず「好きになってく愛してく」。
もはやこの曲だけ毛色が違って聴こえます。過去に全だきとかHey!とかとメドレーになったりしましたが、それらだとしっくりくるものの、彼らの自作とはいえラブラブの影響が大きいように思います。
なので、この曲からのメンバー紹介はイントロみたいなもんですね。
それにしてもバンドメンバーを“堂本 FAMILY BAND”で終わっちゃったのがもったいなかったなぁ。Jコンみたく個々にご紹介してほしかった。
メンバー紹介の後は「Music of Life」。
重厚感のある曲ですよね。歌詞の内容にしても言葉が直接心にぶち当ってくるような、無視することを許さないくらいインパクトがあります。
光一さんの唄い方が同時と変わらないことにちょっと驚いたのと、反して剛さんはやわらかく唄ってるなぁと思って、その辺に当時との違いを感じました。
そしてINTERでは歌詞がステージいっぱいに溢れてきて、なんだかすごく感慨深いものがありました。
やっぱり剛さんの言葉選びは特殊ですな。それだからこそ惹き込まれるし印象深く残るんでしょうね。
だからこの後に続く「愛のかたまり」で、イントロもそうですけど、二人の登場がAメロに入る直前で、その瞬間の特別感は何とも言えないですね。
たぶんこれはファン心理というかオタ心理というか（笑）、妄想を抱いてないと感じられないかもしれません。
「銀色 暗号」までの二曲で、恋愛がテーマの曲を宇宙の神秘として表現しているのは、最後のFamilyにつながる演出なんですかね。
あの宇宙空間が広がるさまは見応えあります。まるでSF映画。キンキ主演で作ろうよ（←本気）。
ここからの三曲はまさかまさかのダンシング！
まさか「恋涙」で踊るとは思わなかったですよ。もう当時は双眼鏡でガン見でした。必死で二人のダンスに見入ってました。
それを映像で繰り返し見られるなんて幸せの極致！
ただまあ前述したとおり、ステージ全体をつかっての映像効果を収めないわけにはいきませんから、たびたび引き映像が挟み込まれて二人が豆粒になること多数。それに合わせて呻きたくなることも多数ありましたよ。
なので、思わず画面にはりついて二人を凝視するはめになりました。
それでも充分楽しませてくれる三曲。
手振りがけっこう三曲に共通してるなと思ったんですが、何だか今までにないような、女性的というか上品というか綺麗な振り付けだなぁと思いました。
フォーメーションがまた、二人がずれて重なったり前後したりシンメトリーだったりと、おいしいパターンが目白押しなもんで、こういうのをぜひシングルでもやってほしいなと切に願いますよ（スワンでその片鱗が見えてるので、今後ともぜひその方向でお願いしたいです）。
「Tears」から「me〜地球の色」までの流れがこれまた自然でしたね〜。
曲調は全然違うんですけど、CDと同じ順番で聴き慣れてるせいもあるんでしょうね。自然と「me〜」に入れる。同じ世界観であることや、ダンスの振りが似てるせいもあるのかな。
例の腕絡めシーン。その前の振りとか見てて、「うまく間合いをとるもんだなぁ」と思っていたら、絡めた瞬間、剛さんがちょっと引っ張られて足が後ろにずれたのが、ものっすごく可愛く思えてしまったですよ。二人とも無表情なんですけどね〜。一瞬でも何か思ったかしら？（妄想ポイントですね）。
ところで今回のステージって、全体がスケルトンでしょ。んで真ん中で可動式が三台あるわけですが、ちゃんとモニターが足元に仕込まれてるんですね。二人の視線がよく下に向くので（おかげで伏せ目がちな二人の表情がいっぱい見れてお得ではあるんですけど）、歌詞を見てるんだろうなと思っていたんですけど、あんなふうに平ぺったいのが埋め込み式であるなんて、色々と進化してるんですね〜。ちょっと感動しちゃいましたよ。
でまあ、こういう大掛かりなセットを見てると、今年は節電省エネを考えなければいけない中で、冬コンはどんなふうになるのかなぁと気になったりします。
個人的には10周年の時みたいに大掛かりなセットはなしに、最小限のバンドと小さなステージで唄ったりしゃべったりしてくれても全然いいなと思ってます。
ただそうすると踊るのは難しいかなとは思いますが……花道作ったり、アニバコンみたいに小さなステージをいくつか作って、バンド含めた歌専用とか、踊り専用とかにしてもいいですよね。
とかなんとか色々考えてしまうんですけども、それは年末までのお楽しみってことで☆
話が脱線しまくりのせいで、まだ終わりません〜。
続きは�い如�
