『スウィート・バイエル』
モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
そんなに過激じゃないけど、SMちっくなプレイをして。 目隠しされて、縛って、叩かれて、 ポイントをガンガン責められて、気持ちよくてどうしていいか分からなくて泣いて、 もっと啼けと命令され、誓う言葉を言わされて、 イラマチオをされ、 アナルを調教され、 バックから犯されて髪を引っ張られ、唇を奪われ ベッドじゃない場所で犯されて…… そんな合間にする、静かな目合ひ(まぐわい)。 「麻瑚、いいのか?」 その言葉にゆっくり頷きながら、ご主人様の首筋に頬を寄せて 「幸せ……」と呟く。 流した涙をキスで拭われ、 蕩けた身体を抱きしめられて、 体内にご主人様の存在を感じ、肌に体温を感じ。 この時を幸せと言わず、なんというのでしょう。 全てを忘れ、全てを委ねてしまう、そんな瞬間。 暑い夏の日、プールにふわふわと漂う---ゆったりとした水の流れに身を任せ、浮き、聞こえるのは水音と遠い歓声、暑さと心地よい冷たさ。 そんな、至福感。 この幸せな時間が、1秒でも1分でも一日でも長く続くことを祈ったり、 反対に、幸せなうちに終わるほうがいいのかな、と思ったり。 帰宅するまで首輪を外さなかった今日。 帰りの電車でうつらうつらと眠りながら、夢を見ました。 ご主人様の隣で眠っている時も、少し夢を見ました。 数日前にも、夢を見ました。 かなり前に こうしたら、こうなるだろうとある程度分かっていたこと。 私の予感。だけど止めることはできない。 なんとなくだけれど、私にしか見えていないことを、説明するのは難しい。 そんなことはないと、きっと笑う。 けれども、そのことに少しずつ近づいていることを確信。 だから何が変わるわけでもないかもしれない。 それは私の過去の経験から、そう思ったこと。 それだけはイヤなんていうのは、ただの私の我が儘。 悪者にはなりたくない。これ以上、心の狭い人になりたくない。 嫌な感情をぶちまける自分は見たくない。惨めになりたくない。 でも、時々涙が出てくるのは何故だろう。 帰りにAOYAMAフラワーショップの前を通ったら とってもお花が欲しくなって、 小さなブーケを1つ買う。 いろいろ思う、三回目の春。 《 2005.03.13 15:35 記》
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