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2002年12月16日(月) 「ケンカ」考。

myエンピツに登録しているある日記で先日

彼とケンカした、って言うことが書かれてた。


    「何で男の人はケンカすると黙り込んじゃうんだろう」
    「そんなに我慢するなら、もう別れちゃって。」


うーん・・・なんだかな、ものすごく考えさせられてしまった。

やすくんも、やっぱりその彼のように

怒ると黙り込んでしまう。

私は思ったことはどんどんやすくんに伝えるし

やすくんにもそうしてもらいたいと思ってる。

どんなことでも受けとめる覚悟は出来ているのに

受けとめるどころか、なにも投げかけてもらえない辛さ。



離ればなれに暮らしている頃、

やっぱり電話では自分の考えていることが

まっすぐ伝わらないときがあって、

逆にやすくんの考えてることに気づかなかったりして

ちょっとしたケンカをした。

電話の向こうで黙り続けるやすくんと

ひたすら話しかける私。



   何を考えてるの?

   何に怒ってるの??



つきあい始めの時は特に

突然黙り込まれるのが怖くて

どんなことを言うと怒っちゃうんだろう、と

まるでNGワードを避けるゲームみたく

言葉を選んで話していた。

ただ普通に話しているときでも

その瞬間は突然訪れたりして

自分が発した言葉を一つ一つ思い出しながら

何にやすくんがひっかかり黙り込んでしまったのかを

必死になって考えた。

たった一言、地雷を踏んだ瞬間に

そのままやすくんの気持ちが離れてしまうような気がして

ものすごく怖かった。


だけどその一方で、

やすくんの気持ちを、考えていることを聞きたいと

黙り込んでるやすくんにずっと言い続けてきた。



つきあい始めてしばらくして

そんな小競り合いを何度か経験すると

どんな類の言葉でやすくんがムッとするのか

大体の枠が分かってきた。

二人の距離感、っていうか

間合いが分かってきた、と言う感じ。

やすくんも、やっぱり黙り込んでしまうことが多かったけれど

それでもポロポロと自分の考えを口にするようになってきた。






一緒に生活するようになって、

今まで以上に、ケンカというかぶつかり合いとか

そう言うことが増えたような気がする。

それは別にお互いの気持ちが冷めたとか、

嫌いになったとか言うわけではなく、

一緒にいられるようになったからこそ

言葉以外の部分でお互いの間合いをつかみかねて

やっぱりぶつかってしまうんだと思う。




なかなか日記を更新できないが、

この前更新したときはちょうどケンカをして仲直りをした直後だった。

これまでの中で一番大きなケンカ。


で、


更新できなかった間にも

ひとつ、大きなケンカをした。

やすくんは私に「もう、勝手にしろ」って言うし、

私は私で「じゃ、勝手にさせてもらうよ」って言うし、

正直かなり大変だった。


だけど、これまでと全然違うのは

私は私で思ったことをはっきり言ったし、

やすくんはやすくんで考えていたことをはっきり言ったこと。



ケンカをしなくても済むんだったら、

しない方がもちろんいいと思うけど、

ケンカをすることで、私たちはどんどん近づいて来れた気がする。

それに、

ケンカをしてきたおかげで

お互いの考え方や、踏み込んで欲しくない領域みたいなモノが

だんだん分かってきて

余計なぶつかり合いをしなくなった気がする。




なんでもかんでも自分の思いをぶつけるのが良いって言う訳じゃない。

そこに相手を思いやる気持ちがあったりだとか

二人の関係をこれからも続けていきたいと言う想いがあってこそ。


あと、どちらかの気持ちに余裕があることも、かな。






長々と書いてしまったけれど

私は、そんなことを考えています。


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