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2002年04月05日(金) 「だけ」になりたくない。

仕事を辞めてからも何だか忙しい毎日。

昨日は野球だけど。

明日は、金沢だけど(苦笑)。








昨日、観戦中に留守電が入っていた。

やすくんの所へ行ってからの、仕事のお願いをしている人から。

「明日、電話いただけるとありがたいです」と言うメッセージ。

ドキドキしながら、電話してみる。


「お久しぶりです。もう、こっち(新居)に来た?」と早速質問。

「実は、式などが6月になったので、今準備の真っ最中です」

どこまで詳しく話した方がいいのか分からなかったが

一応、自分の状況を説明。

「あぁ、そうか。残念だな。実は来週からの仕事が入ったんだけど

 それじゃ無理だね。きっと今バタバタしてるんだろう?」

あら・・・・

だけど、実際今すぐ引っ越して働き始めるのは無理。

丁重にお断りし、気遣いに感謝しながら電話を切る。













ふとよぎる思い。

専業主婦になりたいとは思わない。

だけど、だからってこれまでの仕事を続けたいか、って言われたら。



今の私は、きっと「やだ」って答えると思う。

肉体的にも精神的にもギリギリの所で仕事をしていたこれまで。

楽しかったし、ものすごく充実した毎日だったけど、

あくまで「1人」だったから。

家庭ができてもこれまでみたいに働けるか、と考えると・・・

それは無理。















そもそも、家庭と仕事って天秤に掛けられるモノじゃないと思うんだけどさ。



私の退職についても、

「よく辞めたね〜 自分だったら仕事を選ぶと思うわ」って

何度となく言われる。


だけど「仕事」と「やすくん」を比べた訳じゃない。

まあ、やすくんの所へ行くって言うことは、そのまま

仕事を辞めるって言うことを選ぶ必要が出てくるので、

辞めるか、辞めないかで悩んだことはあるけど。


私は、私が私らしく生きていくためには、

やすくんの存在が必要不可欠だと思った。

辛いことや、悲しいことにいろいろな場面で遭遇するだろうけど、

やすくんとなら頑張れると思った。

1人で仕事を頑張ってるときより、

やすくんと知り合ってからの方が、私は強くなったと思う。

穏やかな気持ちでいられるようになったと思う。

壁に立ち向かっていけるようになったと思う。





そう考えたとき、

自分でも驚くくらいすんなりと

辞める道を選んだ。




今の仕事、嫌いじゃなかった。ううん。むしろ好き。

だけど、それ以上に大切なやすくんの存在に気づいたとき、

「仕事はまたどこでも何でもできるさ」って思えた。




女は家庭、男は仕事、なんて考えはナンセンスだと思う。

専業主婦は国のお荷物だ、ってテレビで言った人もいるけど。

そのどちらも私は納得できない。


生きていくために、何を頑張るか。


自分が選んだ仕事を精一杯やる人と、

自分が愛する家庭を精一杯守る人とは

何の違いもない気がする。





今までの私は、

自分の生きがいとして仕事をしてきたと思う。

それはそれで間違いじゃなかった。

これからの私は、

生活するために働いていきたい。

やすくんとより豊かな生活(経済的にも精神的にも)を送りたいから。







「仕事だけ」「家庭だけ」の大人になりたくない。だけ。






へりくつなのかなあ・・・


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