よるの読書日記
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| 2010年05月01日(土) |
うーーーーーーーーん。 |
『私の男』<桜庭一樹/文芸春秋> を読んで、もうちょっといやかなり子供だったら違う感想だったかも。 高校生くらいまでなら。
何かなー、生々しく禁断の愛の物語かと思ったら、これって、 つまりは虐待の記録だよなとしか思えなかったので。
ヒロインが人に知られたらお父さんが困るとか思うくだりとか。 自分が汚れてると感じてる節とか。
一気に読んだから小説としては力があるし面白いってことなんだろう。 でも主人公の女の子が不憫でねー。はまれなかった。 期待して読んだだけに、残念。
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