よるの読書日記
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『ドグラ・マグラ』上<夢野久作/角川文庫> 読む者を発狂させるという禁断の書。 いいのかそんな危ない本野放しにして。 いいのかそんな本持ってる上に人に貸す延期さん。 ていうか大喜びで借りる私も。 いいんです!
やー、はっきり言ってだいぶきわどい内容ではありますが。 重いし。暗いし。 でも何か沼の底のように引き込まれます。 わくわくです。 よく今より検閲とか厳しそうな時代にこんな本が許されたもんだ。 まー昨今は差別用語だの表現をめぐって自主規制の動きが 強すぎるんじゃないかしらと思うこともありますが。 言論の自由万歳。
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