よるの読書日記
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『きみはペット』4・5<小川彌生/講談社> 3巻でも思ったけど最初に比べて犬モモ、縮みましたね。 回想シーンでスミレも子供だったし仔犬なのかと思ったが、 この大きさで確定らしい。 4巻は特に好きな話が集中して入っているですが、 人モモが犬に見えてしまう話が一番好き。 期待が外れた時のショックな顔とか、飼い主を心配する顔とか たまらなくかあいい。とても猫好きの編集者が持ってくる 猫の資料を元に描いてるとは思えないリアルさ。 かあいいんですよ。ああたまらん。 単に犬好きってだけの話なんですが……へへ。
5巻ではとうとう男かペットか(それだけじゃないけど) を選ぶ局面に。難しいですよね。ペットは特殊な事例にしろ、 男の人は婿入りでもなきゃ考えないことだもん。 結婚で失ったり諦めるもの。苗字、仕事、遠距離の場合なら 今済んでいる所での生活。私なんか「ペット」を「本」に 置き換えたらくらくらしてきちゃいました。 「新居にそんなに置けないよ」と言われたらきっと 泣くでしょうね。マリッジブルーに火がついてしまうかも。
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