よるの読書日記
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| 2001年12月13日(木) |
過ぎ去りし青い春の思ひ出ぽろぽろ |
さて長編の行き止まりと言えば 「銀の海 金の大地」<集英社コバルト文庫>の続きは どうなってるんでしょう。 と言うか氷室冴子自身仕事量減ってないか?
そんなことをふと考えて 『海がきこえる』<氷室冴子/徳間書店> を手にしました。 そういえば読んだことなかったなーと思って。 恥ずかしながらジブリのアニメも未見。 高知の街にやってきた美人の転校生。青春だやねー。 作者も語ってましたが地方が舞台の恋愛小説ってもっと あっていいと思う。 普通の会話も変に気取った小説の中だけの台詞じゃなくて、 生きている言葉に聞こえます。
作中で高等部の成績が他高に負けそうだからって 中等部の修学旅行を廃止する中高一貫教育校。 それで高校でハワイに行ってりゃ意味ない気がするのは私だけ? ところでコレをお読みの方、人生で何回修学旅行に行かれましたか。 地方によっては小中高と旅行経験がある方もいらっしゃるようですね。 ちなみに全国一の大学進学率を誇る(でも県外の人は知らない) わが県では普通科高校に修学旅行制度はありませんでした。 小学校でもお泊り行事は「宿泊学習」。 登山オリエンテーリング肝試しキャンプファイヤー飯ごう炊飯を 二、三泊でこなす強行軍がフツウ。 今振り返って主人公同様、理不尽な思いに駆られる私はコドモでしょうか。
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