ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
| 2019年06月01日(土) |
全て終わってのち愛の深度に気付く |
エンドゲーム観てからあの顛末がなかなか自分のなかで消化しきれずひとしきりめそめそしてたんですが、いろんな解説とか読んで、あたまわるいなりにタイムリープのパラドクスとかについて知るうちに、どうやら未来はひとつではなくいくつもに分岐した平行世界が存在するらしいと理解したのでちょっぴり元気になりました。 Aの世界から過去へとんで過去の自分を殺したとしても、そこで未来はBという(以降自分の存在しない)世界へ分岐するから、Aの世界を生きる自分には影響しない(消滅しない)んだって!ほうほう。
社長のこともショックだったんですが、それ以上にナターシャちゃんが…ナターシャちゃんが。 そしてキャップの着地点もなんかもうじわじわ衝撃でした…正直つらい…わたし自分で思うよりはるかにキャップとナターシャちゃんが好きだったようです…。
しかし前述のとおりタイムリープについて学ぶうちにはっと気がつきました…過去を改変してももとの世界の自分に影響がないんなら、もしかしたらラストシーンでペギーさんとダンスしてたのは「70年前に氷漬けにされなかった」世界線のキャップかもしれない…なぜ氷漬けにならなかったのかといえばそれは本来の世界線のキャップがそうならないように介入したからです…なんかそのほうがキャップの行動としてはありえそう…。 だからあのスティーブおじいちゃんとダンスしてたスティーブ·ロジャースは別人かもしれない…そういうことならなんとなく「ペギーとはどうなった?」って聞かれて「それは僕の胸にしまっておこう」みたいな答えだったのも納得がいく…。 なので頼むからナターシャちゃんをあのままにしないであげてくださいほんとお願いします…キャップ石をもとに戻しにヴォーミアにも行ったんでしょ…?石を戻してそれっきりってことはなかったと信じたいのですよ…。 初恋の人を一途に愛し続けてハッピーエンドは物語としてほんとに美しいと思うけれども、この際わたし美しさとかどうでもいいわ。美しさとか正しさとかと無縁のいびつなかたちでもいいからキャップとナターシャちゃんが隣でいる世界が見たいわ。 もしあれがキャプテン·アメリカの代名詞でもある純粋さ正しさを棄ててナターシャちゃんを選んだ末のキャプテン·アメリカ廃業だったらスティーブじいちゃんの選択とその生きざまを心から讃えたいと思います…。
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