ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2011年06月24日(金) 帰国しました

ロンドン旅日記とかホームズ萌え語りとかやりたいことはいっぱいあるんですが、とりあえずザンガード感想いっといていいですか。

あの、これ、発売告知ポスターに「彼女(ヒロイン)は護られる」とかコピーがあってどーんとそよちゃんが描かれてるんですが、えっ…そよちゃんは別に護られてないよね…護られるどころかふっつうに澄野さんにいつもの他意のない(何の感情も介在しない)セクハラされてますよね…ヒロインどころか被害者ですよね…。
実際に護られているのはアキバのオタク達か、あるいはザンガード(ヒーロー)であるところのキリノであるという不思議。
ていうかキリノがヒーローだったのは2話目までだったよね…3話で澄野さんが出てからはむしろヒロインになってしまっている不思議。
1話のキリノと4話のキリノが同一人物とかしんじられない。恋するってすごい。
初期キリノ、そよちゃんに「人形のあなたにメイド服を着せてるところを想像していいですか」とか言ってて、なにも知らなかった頃ならきっとこいつやべーと思ったんですけど、もう本編14巻を知ってしまった今では、BLがなにをいっちょまえに、としか思わない。
「みるくさん(メイドそよちゃんの源氏名)はぼくのもの」発言(みるくさんの人形を造るため型をとらせてもらうの意)にエロい妄想してぐるんぐるんしていた本編4巻あたりの菅田に教えてやりたい。そいつはBLのうえ澄野さんにべた惚れだからあらゆる意味で安全パイだと。

そんで澄野さんはどうしてそうキリノのピンチにタイミングよくあらわれるの?
それはもうキリノだって自分のヒーローとしての立ち位置うっかり忘れてふにゃふにゃっと夢見心地になってもしかたがない。あれはしかたがない。
キリノはヒーローだけど澄野さんはそのキリノにとってのヒーローなのだな。ヒーローの入れ子構造。
「パットン将軍は言いました。敵が丘に潜んでいる場合は、丘ごと破壊しろ!」で敵も味方(人質)もまとめて殲滅するちょっと物騒なヒーローですけども。

4話目にもなってくるとあれだろ、お前ら番外編だと思ってだいぶ気とか箍とか緩んでるだろ…っていうくらいにラブがだだもれでびっくりしました…キリノだけならともかく、澄野さんまで!
本編ではキリノ個人に対する激しい感情描写のない澄野さんが、キリノのピンチに大汗かいて動揺して名前を叫んでいるとか、ちょっとした萌えの地殻変動でした。
すみきりに対する認識をあらたにしないといけないかもしれない。わたしが考えてたよりはるかに澄野さんはキリノのことをもっとずっと深く好きなのかもしれない。
キリノのピンチに逆上してとっさに攻撃に出たり身体を張って敵の攻撃から護ってくれたりするくらいだもの…と文章で書くとものすごい萌えシーンのようですが、いえたしかに萌えもするのですが、実際のわたしは読みながら感情の持って行き場に苦労していました。
なぜなら、敵は、カバだったからです。
暗喩とか隠喩とかでは一切なく、そのままカバです。ヒポポタマスです。
カバの口の中で噛み潰されそうになりながらのキリノの「澄野さんと一緒ならカバの中で死んでもいいです」は本編の「す 好きです」に次ぐ一世一代の告白のはずなんですが、なにしろ、カバなので。
 なぜ カバ 。

キリノのほうは箍が緩むどころかどっか遠くにふっとんで影も形もない感があります。
背中にひっついてみたり首元に頭を預けたりしたあげく最終的には思いっきり澄野さんの胸に飛び込んでいってたのでぎゃっとなりました。おまえ。腕を組むのが夢物語とかどの口が。
描きおろしおまけも。おまえ。おまえさあ。おまえはほんと澄野さん以外はわりとどうでもいいんだな!
知ってたけど。本編おまけで夢とはいえ澄野さんの嫁になろうとした自分のムスメ(自作したラブドール)にグーでパンチくれてたときから薄々は感づいていたけれども。

澄野さん>>>>>>>>越えられない壁>>ムスメ達≧アキバ(のオタク達)>クル(妹)

最後のコマとかほんとひどい。「ハイ」じゃないだろ。なんという盲目っぷり。恋ってこわい。まさに人でなしの恋。人形師だけに。あれっなんかうまいこと言った。
澄野さんのほうは、もうそれがデフォっていうか、呼吸をするようにひとでなしであるので、いまさらなんの問題もありません。


津島 |MAIL