ひみつ日記
脳内漂流日誌もっと前もっと後


2011年04月28日(木) 10年越しの流行に乗ってみた

庵野版エヴァをまったく見ないで貞本版エヴァをべたぼめするのもフェアじゃないなと思って、あらためて庵野版を鑑賞しました。職場の元上司に貰ってからずっと仕舞いっぱなしになってたDVD。もう永遠に日の目を見ないんじゃないかと思ってたDVD。役に立つ日が来てよかった。ありがとう元上司。かなりざっと見ただけですけど。
いやしかしとにかく思う存分これで貞本版をべたぼめできます。

貞本せんせいがとにかくカヲルを丁寧に描いてくれたことが今回はっきりわかったのでふたたび感激至極です。ありがとう貞本せんせい。
ていうか庵野版のカヲルの登場って一回だけだったんですね。なんかもっと出ていた気がしたけど一回だけだった。三回くらいにわたって出てた気がしたけど気のせいだった。さすがうすぼんやりした記憶力。
一回だけなので、そのわずか30分の間に、登場し、シンジをハートキャッチし、両思いになって、裏切って、殺された、という一通りの離れ業をこなしたことになりますね。濃すぎる。話もだけどキャラが。なにもかもが。
見終わったあとでも、え…あのこいったいなんだったの…とぽかーんですよ。
彗星のごとくにあらわれて消えた期待の新人。あまりのスピードにあたまついていかない。萌えてる間すらない。なんぞ。なにがおこった。

そしてわたしはたぶんまったく耽美にむいてない。というか庵野版のカヲルは耽美系なんですか。その定義すらよくわからない。薔薇とか持って詩のひとつも吟じるのが耽美系という認識であっていますか。
なんかいろいろと難しい言葉でいかがわしげな台詞を言ってたような気がするんですがたぶん六割くらいしか理解できなかった。耽美むづかしい。萌えに直結しづらい。

たぶん庵野版は言葉のエロテロリストなんでしょうが、貞本版は行動がエロテロリストなんだな…とぼんやり思いました。
ちなみに、貞本版カヲルがやらかしたこと↓
●廃墟の教会(たぶん)でピアノを弾いてるとこでシンジと遭遇
●合理的に子猫を絞め殺す
●そのままネルフにつれてってよとシンジにくっついてくる
●ネルフの中で勝手にはぐれて女子トイレにふらふら入っていきアスカに変態呼ばわりされる
●シンジの使用してるシャワー室に乱入(当然全裸)
●たびたびのデリカシーのない発言でシンジを激怒させる
●過呼吸の発作を起こしたシンジに馬乗りになって口で口をふさぐ応急処置
●ベッドの上で「人を好きになるってどんな感じ?」と迫ってシンジをびびらせる
●湖畔で「ぼくのことどう思ってんの?」とシンジを問い詰める
●正体が判明したのち、少しでもぼくのことが好きなら君の手で殺してほしいとシンジに迫る

なんというか…つくづく あ ば ず れ ですね。
庵野版のカヲルと行動かぶるとこ一行目くらいしか見当たらない。
(庵野版は歌をハミングしながら登場)(風呂には一緒にはいってたけどあれは合意なので)
でも貞本版はぜんぶ行動(と、表情)に出ちゃうだけうさんくささがなくてそこがよいと思います。かわいいかわいい。
庵野版のシンジがなぜ一瞬でカヲルに惚れたのか意味がわかりませんが、貞本版のシンジがあそこまでかたくなにカヲルをつっぱねたのも意味がわかりません。おまえ、ツンデレにも程度ってものがあるだろう!

あと、庵野版のシンジはやっぱりイラッ…とします。
ごめん。


津島 |MAIL