ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
| 2010年12月11日(土) |
俺の弟が可愛くないはずがない |
ドラマ版のほうは若い男2人がべたべたしてるのでビジュアル的にうひゃっとなる「ナイトヘッド」ですが、原作小説版はドラマでは表現できない感情の流れや思考までが明瞭に描かれてるのでそれはそれ別の意味でふぎゃっとなります…ひらたくいうと兄さんの弟萌えはんぱない。 最初に覚えた言葉が「兄さん」の「ニー」で昔から俺にしかなつかなくて今になっても小さくて細くてかよわくてついでに可愛くて俺が守ってやらなきゃとかもう妹属性と呼ばれる男たちの夢がてんこもりです…惜しむらくはこの妹、女の子じゃなくて男の子だったということだけです…いやわたしは別に惜しくないんだけど。
もともとこういう補完しあう関係によわいのですが、この兄弟の何がいちばんやらしいかって弟には兄の思考や感情がすべてつつぬけだけど兄には弟の考えてることはわからないっていうところです…。 これ、お互いがお互いの考えてることがぜんぶわかるっていう関係であればじつはそんなやらしいとは思わないのです…なぜならそれはある意味フェアな関係だから…口にはしないけど弟には兄のプライベートなあれこれ(まりこさんを女性として意識した瞬間とか)まで全部わかってて、兄は弟がわかってることをわかっていて、でもそれを全部許している…というのがたとえようもなくえろい。 兄のほうは弟に隠し事一切できないけど、その気になれば弟は兄に対して隠し事がいくらでもできるという…そういう一方的な関係を許容するのはふつうはけっこうしんどいことのはずと思うです…まあ兄さんそういう可能性に思い至ってないだけかもしれないですけど…俺のかわいい弟が俺に隠し事なんかするはずがない。 なんにしても兄の弟に対する愛が盲目すぎます…。
ところでこのナイトヘッド、今世紀に入って新たに続編が出てたらしいことをつい先日知り、さっそく購入して読んでみたところ、 おいおい兄さんなんか弟にいいように使われてないですか。 人間削岩機とかお前…削岩機は時間かかるしボーリングはお金かかるけど兄さんならタダ、くらいのこと言ってましたよこの弟…そんなこという子じゃなかったのに…! 四年の間(原作時間)に何があった。
年月がたって文章とかそういうのはきれいになったと思うんですけど逆にこの作品特有のなにかこうどろっとした迫力みたいなものとかエロスとかは失われてしまったような気がします…。 やはりこの兄弟はマイノリティとして悩み苦しんでこそだな…と思いました…。
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