ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
| 2005年05月28日(土) |
電車男より姑獲鳥より逆境ナインが気になります…。 |
アマゾンで買った本が届きました…アマゾンの便利さを知った人間になってしまった…もう戻れない…私はきっといつか破産するでしょう…。
「真夜中の水戸黄門」と村上春樹の短編選集を購入…あとその他いろいろ(この辺がくせもの)…いくらになるとか正気に返ると怖くて言えない…。
喜多さん(スケさん):「ショコクマンユーってなんだよ?」 弥次さん(カクさん):「あれだよ、なにをしていいのかわかんないときにとりあえずウロウロするモラトリアム状態のイベントだな」 とゆうわけで「真夜中の水戸黄門」は水戸黄門が弥次さん喜多さん連れてうろうろする物語です…帯の「天才が挑む漫画表現の限界は今、さらなるなんだかわからない高みへ!!」に笑った…これ以上にこの本の内容ど真ん中ズバリ言い表した言葉はないと思います…ほんともうなんだかわかんねえ…。 今回は弥次さん喜多さんも脇役で気が楽なのか、まあテンション高いこと…ツッコミ役に専念するあまりホモとしての設定はおいとかれてるようです…。 どうでもいいですけどまた弥次さんは前後不覚の女の人レイプしている…ほんとにこいつはもうまともっぽい顔しやがってババンバン…。
話は全然違うんですが、クドカンとしりあがり寿と糸井重里が弥次喜多についての対談で、「弥次喜多はふたりが離れ離れになると急にドラマチックになる、つまり、このふたりがふたりいっしょにいる、というだけの状態がすでに幸せということなんだ」というようなことを言っていて猛烈にキュンとしました…。
村上春樹の本はアメリカの編集者が初期作品のうちから短編17本を選んで再編集した本の逆輸入版です…装丁もまっ黄色のペーパーバックっぽくてかわいいです…。 大好きな短編が大抵入ってるのでうれしい…「パン屋再襲撃」も「ファミリー・アフェア」ももちろんタイトルの「象の消滅」も入っている…好きというより強い印象の残った「レーダーホーゼン」とか「緑色の獣」もある…グッジョブ、ゲイリー(企画編集)。 「めくらやなぎと眠る女」と「土の中の彼女の小さな犬」も入ってたらもっとよかったけどまあ多くは望むまい…他の本で読めるならそれを買えばいいのだというのは素晴らしいことですね…作者と読者がお互いに同じ国の人間であるということは幸福なことだと思うのです…。
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