ひみつ日記
脳内漂流日誌|もっと前|もっと後
| 2005年02月20日(日) |
恐れながらもGO先生小論 |
GO先生のエッセイ集を本屋で立ち読み。
で、これはあくまで私の個人的な印象というか憶測なんですが、GO先生ってよく言えばあんまり計算せずに漫画を描くタイプっていうか言い方悪いとだだ漏れっていうかとにかくノリと本能で筆を走らせる方じゃないかと思うですよ…で、後から自分のその行動というか描いたものに理屈をつけたりするの…そんでその理屈には別の人間の口で語られた永井論とかが逆輸入されたりしてるの…そんな様が垣間見えてキュンとなりました…いや、可愛い人だな、と…(どういうファンなんですかあんた!)
それは置いといて巻末のデビハニ四コマ群でまたなにか新しい世界が開けた気がしますよ…具体的に言うと不動明って硬派かと思ってたけどすごい勘違いだったとかな!いやー…なんていうか「デビルマンレディー」からこっち面白いくらいに私の中で「デビルマン」という物語にあった思考上の既存の囲いみたいなものが破壊されていきますよ…。おかげで明と了でエロも描けるようになったしGOせんせいに感謝せねばなりますまい(先生には災難だよ!)…「デビルマン」「バイオレンスジャック」だけなら絶対にパロとかエロとか描かないままだったに違いないよ…。
今更わたしごときが言うまでもないんですが「デビルマン」は物凄く完成された作品です…その完成度(というか完結度というか)といえばもう、原作者ですらその後「デビルマン」を描こうとするならば、物語が既にパロディとしてしか機能しなくなったほどに特殊な作品だと思います。 普通だったらその完成度に負けて、もうその関連の物語には手をつけようとはしないんですけど、GOせんせいは周囲の評価に関わらず繰り返し繰り返し「デビルマン」と「不動明」「飛鳥了」を描き続けてるわけで…うまく言えませんがそういう踊り続ける姿勢みたいなものがGOせんせいの最も尊敬できる点のひとつだと思うわけです…。
おひねり感謝というか私信
●SUIさま!ご連絡ありがとうございました…!リンクの方、早速張りかえさせて頂きました…!!こ、こちらこそ、これからもねちこく一ファンとして応援させていただきます…!!どうぞよろしくお願いいたします…!!
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