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書くほどのこともない日常
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2008年01月27日(日) 軽くダウン

朝起きた瞬間から、やばい、と思った。
と、いうか、喉の痛みで殆ど眠れていなかった。
二、三日前から、喉が痛かったが、まあ、たいしたことはなかろうとたかを括って仕事をしていた。
「いらっしゃいませこんにちはーーーーー!」と絶叫する仕事ゆえに悪化したのか、喉が物凄く痛い。
腹は減るのに、水を一口飲むにもじたばたしてしまう。
現在、療養中で家にいる夫に、病院に連れてってくれ、と頼む。
「今日、日曜じゃん。救急病院って何処だ?」
いや、前に事故って運ばれた病院が年中無休だから、と言ったら、わかった、と言って、二度寝しやがった。
眠いのに喉と頭が痛くて眠れない私の横で、鼾かいて寝る夫に、非常にムカつく。
いやいや、こいつも一応病人だし、と思いつつ、空腹と痛みと眠気に耐える。
病院に行ったのが十一時。
喉が腫れているが、扁桃腺はさほどでもない。
もう少し下のリンパ腺あたりだろう、と言われた。
抗生物質と消炎剤と、それらを使うことで胃が荒れる可能性があるので胃薬を処方される。
痛みにじたばたしながら、缶のスープを飲んだ後、薬を飲んだら、二時には遅い昼飯を食える程度に痛みが治まった。
夫に、コンビニで買い物を頼んで、昼飯と、飲み物を買ってきてもらった。
「食欲出てきてよかった」
と、夫に言われた。
珍しく、私のためにスープなんか作ってくれたんだが……なんでお湯を沸かして注ぐだけのインスタントスープを作るのにこいつはこんなに時間がかかるんだろう。
恐らく、カップ一杯分でいいのに、やかんにいっぱいの、お湯でなく水を入れて沸かしたんだろうなぁ。
起きた瞬間から食欲はちゃんとあった。喉が痛くて食べらなかっただけで、とか話しつつ、炬燵でうとうとしていると、ベッド行け、と言われた。
今日は何もしなくていいから、と言われて、そのまま夕方まで熟睡。
起き出して、何もしなくていい、と言われていたので、飯を要求したら、
「今日はもう起きてこないと思って食っちゃった」
と言われる。
私の分の飯は、どうやら想定していなかったらしい。
しょうがないので、スープと明日の朝食べるはずだったパンを食べろと言われる。
何度も言ってるように、食欲はあるので、それでは足りず、ハムエッグを自分で作る。
確かに、夫の飯の支度とかはしなくて良かったんだが……夫がいなければ、病院まで車に乗せて連れてってももらえなかったし、この体調でも、犬の散歩には行かなきゃいけないしで、更に大変だったんだろうが……
もうちょっと、を要求するのは贅沢かなぁ。
恐らく、贅沢だ。
ちょっと前まで、夫には、健康を取り戻してもらう以上の要求なんかしようとも思わなかったのだから。


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